７月２４日のニュース７では、ＬＰガス（液化石油ガス）の料金について経済産業省がガス事業とは関係のない設備費用の上乗せを禁止する方針を示したことや、職場での「アウティング」について労働基準監督署が労災認定していたことなどをお伝えしました。
①ＬＰガス料金 上乗せ禁止へ
ＬＰガスを使用している賃貸住宅でガス事業とは関係のない設備費用がガスの料金に上乗せされているケースが問題になっています。このため、経済産業省はこうした上乗せを禁止する方針です。
番組では首都圏でＬＰガスを扱っている会社を取材しました。
このニュースの見逃し配信はこちらから（期間は１週間）※別タブで開きます
②「アウティング」で労災認定
本人の同意なく性自認や性的指向を暴露される「アウティング」と呼ばれる行為。２０代の男性が職場で「アウティング」を受けたあと、精神疾患を発症したことについて労働基準監督署から労災として認定されていたことがわかりました。男性がきょう都内で記者会見を開き、これまでの経緯を明らかにしました。
男性によりますと緊急連絡先を登録するため、必要のある正社員に限って伝えることなどを条件に、同居する同性のパートナーがいることを会社側に伝えました。しかし、上司は、パート従業員１人に対して、男性の同意なく性的指向を暴露し、上司は「自分で言うのは恥ずかしいと思ったから言っておいた。１人ぐらいいいでしょ」と男性に説明したということです。