7月14日のニュース7

NHK
2023年7月14日 午後9:01 公開

7月14日のニュース7では、JAXAなどが開発を進めている小型ロケットの燃焼試験中に起きた爆発や、再来年に迫った大阪・関西万博で準備の遅れが懸念される事態となっていることなどについてお伝えしました。

①イプシロンS爆発 燃焼試験で何が

日本の主力ロケットの一つとしてJAXAなどが開発を進めている小型ロケット「イプシロンS」。エンジン部分の燃焼試験の途中で爆発が起きました。JAXAは原因究明を急ぐ考えですが、何らかの理由で圧力容器が破壊されたことが一つの原因と考えられるとしています。

ロケットの打ち上げビジネスで海外に対抗することを目指すなか、「イプシロンS」初号機の打ち上げスケジュールが遅れる可能性もあるということです。

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②大阪・関西万博 なぜ?建設申請ゼロ

再来年に迫った大阪・関西万博の「華」として注目されている海外パビリオン。

参加を表明している153の国と地域のうち、50か国あまりがみずから費用を負担して建設することになっていますが、建設に必要な許可の申請が、まだ1件も出されていません(7月14日時点)。

博覧会協会は「年末までに着工すれば間に合う」としていますが、再来年4月の開幕までに建設が間に合わないおそれがあるという声も出ています。背景には資材価格の高騰、深刻な人手不足、それに工期の短さがあると指摘されています。ニュース7では、政府や博覧会協会の対策、それに、準備が遅れていることの影響について専門家に聞きました。

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