▼台風6号 沖縄にかなり接近へ▼ふるさと納税過去最多も…(8月1日放送)

NHK
2023年8月1日 午後8:51 公開

8月1日のニュース7では、夏の観光シーズンに入った沖縄に台風6号が非常に強い勢力のままかなり接近する見込みであることや、ふるさと納税の利用が過去最多を更新するなか、都市部では、税収が減る自治体もあり地方への税の流出が進む傾向が続いていることなどをお伝えしました。

①台風6号 沖縄にかなり接近へ

台風6号はこれからあすにかけて非常に強い勢力のまま沖縄地方にかなり接近する見込みです。厳重に警戒してください。

沖縄地方ではあすは最大瞬間風速が65メートルと予想されています。専門家でつくる日本風工学会によりますと、瞬間風速60メートルは時速に換算すると216キロに相当し、屋外の行動は極めて危険です。▽木造住宅の一部は倒壊し、鉄骨の建物でも変形するおそれがあるほか、▽電柱やブロック塀が倒れたり、▽走行中のトラックが横転したりすることがあるということです。また、雨や警報級の高潮にも警戒が必要です。

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②ふるさと納税過去最多 都市部から地方へ税の流出進む

ふるさと納税の利用が、過去最多を更新。自治体に寄付された総額は、昨年度9600億円あまりでこれまでで最も多くなりました。一方、都市部では税収が減る自治体もあり、地方への税の流出が進む傾向が続いています。

ふるさと納税で昨年度、最も寄付を集めたのは、宮崎県都城市で195億円あまり。前の年度を50億円近く上回りました。多くの寄付が集まるきっかけは何だったのか、詳しく伝えました。

一方、ほかの自治体に寄付を行った住民が多いため、今年度の住民税の税収が減る見通しの自治体もあります。このうち東京・世田谷区で懸念されるのが、区民の暮らしに直結する事業への影響です。区では、小中学校が一斉に老朽化の時期を迎えるため、年に3校のペースで改築を目指していますが、税の流出が続けば影響は避けられないとしています。ほかの区とも連携し、国に対して制度の見直しを求めています。

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