7月19日のニュース7では、東北の記録的な大雨についてや男性向けの医療脱毛をめぐるトラブルなどについてお伝えしました。
①東北で再び災害危険度高まるおそれ
記録的な大雨で浸水被害が明らかになっている秋田県など東北では地盤が緩んでいるところなどもあり、少しの雨でも再び災害の危険度が高まるおそれがあります。警戒を続けて下さい。
秋田県では雨が断続的に強まり、24時間に降った雨の量が多いところで150ミリを超える大雨になっています。東北では20日夕方までの24時間に多いところで150ミリの雨が降ると予想されています。
土砂災害や川の氾濫などにくわえてリスクがあるのが農業用の「ため池」です。一連の大雨では、少なくとも全国の7か所で決壊していたことがわかりました。決壊した場合に住宅などが浸水するおそれがある「ため池」は全国に5万か所以上あるということです。
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②男性向け医療脱毛 代金返還求め提訴
東京や大阪などで展開していた男性向けの医療脱毛クリニックが営業を停止し、サービスを受けられなくなったとして、利用者たちが支払い済みの代金の返還を求める訴えを裁判所に一斉に起こしました。
背景にあるのが男性の脱毛に対する関心の高まりです。都内の家電量販店を訪ねてみると、男性の脱毛意識を受けてメンズケアに特化したコーナーが設けられていました。20代や30代を中心にヒゲなどを脱毛したいという需要が高まっているということです。
一方、男性の脱毛をめぐってトラブルなどの相談は増加しています。2022年度、エステサロンなどで行われている「脱毛エステ」について男性からの相談は、前の年度と比べておよそ1. 7倍増えています。今回、裁判所に訴えを起こした男性はあわせて110人にのぼっています。