8月25日のニュース7では、東京電力福島第一原発で始まった処理水放出について分析結果や中国の対応をめぐる水産業への影響、また、政府の新型コロナ対策の推進にあたってきた尾身茂氏の退任などをお伝えしました。
処理水 トリチウム濃度検出下限を下回る
処理水の放出を始めた東京電力。原発周辺の海域で採取した海水の分析結果を発表しました。トリチウム濃度は検出できる下限を下回ったとしています。
処理水の放出開始を受けて中国が発表した日本産水産物の輸入を全面的に停止する措置。影響が各地に出始めています。
夏の有明海でとれる「ビゼンクラゲ」。これまで大半が高級食材として中国に輸出されていましたが、きのう取引停止を告げる連絡が。今シーズンの漁をとりやめざるをえませんでした。
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新型コロナ対策を推進 尾身茂氏が退任へ
「私たち専門家にとって葛藤の連続だった」。
政府の新型インフルエンザ等対策推進会議の議長を務め、新型コロナ対策の推進にあたってきた尾身氏が退任することになりました。