9月26日のニュース7では、岸田総理大臣が掲げる新たな経済対策「5つの柱」や、流行が相次ぐ子どもの感染症などについてお伝えしました。
①新経済対策「5つの柱」
岸田総理大臣は26日、新経済対策を10月末をめどにとりまとめるよう閣僚に指示。物価高対策や持続的な賃上げの実現、国内投資の促進などをめぐり検討が本格化します。
取材班が街の人たちに尋ねると物価高への不安や賃上げを期待する声が。
東京・新橋で話を聞いた会社員からは「生活必需品とかもお金がかかるので、そのへんを楽に買えれば自分の生活水準ももうちょっと上がるんじゃないかな」と賃上げを求める声が聞かれました。
さらに経済対策の具体的な中身を検討していく中でのポイントなどについて記者解説でお伝えしました。
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②子どもがかかる感染症流行
9月は「咽頭結膜熱」=いわゆる「プール熱」の患者数が過去10年で最多に。子どもを中心に高熱や結膜炎などの症状が出る感染症で、せきやくしゃみなどの飛まつで感染するほかウイルスが付着したタオルやプールでの接触などを介しても感染します。
都道府県別では福岡県が4.65人、大阪府が4.09人と国の警報レベルの目安となる
3人を超えています。
また9月はインフルエンザの患者数の増加も続き、17日までの1週間の1医療機関あたりの患者数は前の週の約1.5倍に。
専門家は「ことしはさまざまなウイルスが同時に流行し、以前の流行状況のパターンと変わってきている」と指摘し、手洗いやマスク着用などの対策を呼びかけています。