6月12日のニュース7では、生成AIを使い、手塚治虫さんの代表作「ブラック・ジャック」の新作が制作されることや、ジャニーズ事務所の元所属タレントなどから性被害を訴える声が相次いでいる問題を受けて設置された特別チームの会見などについてお伝えしました。
①「ブラック・ジャック」新作を生成AIで
「人間の創造性や面白さにAIがどこまで迫ることができるのか」。生成AIを使って「ブラック・ジャック」の新作を生み出そうというプロジェクトの報告会が行われました。ストーリー作りはテキスト生成AI、キャラクターの顔とコマは、別の画像生成AIで生成させ、制作を進めていく予定だということです。
また、生成AIのうちChatGPTを開発したベンチャー企業のCEO、サム・アルトマン氏が来日し、大学生たちと交流。AIで社会はどう変わるのかやリスクについて考えを述べました。
このニュースの見逃し配信はこちらから(期間は1週間)※別タブで開きます
②前社長からの性被害 今後の調査方針説明
前社長からの性被害を訴える声が相次いでいることを受け、ジャニーズ事務所が設置した特別チームが会見を開きました。座長で元検事総長の林眞琴さんと、被害者支援に携わっている精神科医の飛鳥井望さんが出席し、聞き取りの進め方などを説明しました。
一方、元所属タレントの2人が、虐待問題の対策を議論する自民党の会合に出席。児童虐待防止法を改正するよう求めました。