6月5日のニュース7

NHK
2023年6月5日 午後8:38 公開

6月5日のニュース7では、東京・町田市の消防署に80代の男性が運転する車が突っ込む事故で歩行者の男性の死亡が確認されたニュースを速報で伝えたほか、政府が示した男女共同参画の推進に向けた重点方針案などについてお伝えしました。

①「女性版骨太の方針2023」の案 女性役員“2030年までに30%以上”

女性が活躍できる社会を目指し、企業などでの登用をどう進めるのか。女性に育児の負担が集中する状況をどう改善するのか。こうした課題が山積する中、政府が示した「女性版骨太の方針2023」の案。

この中では、最上位の上場企業の役員について、2030年までに女性の比率を30%以上にすることを目指すとしています。また、男性が確実に育児休業を取得できるよう制度を強化することなども盛り込まれました。働く皆さんはどう感じているのか、川﨑理加キャスターが取材しました。

このニュースの見逃し配信はこちらから(期間は1週間)※別タブで開きます

②“謎のエリア”の墓 ふたを開くと…

今から2000年ほど前に存在していた邪馬台国。その場所をめぐっては今もさまざまな説があります。その候補とされる遺跡の1つ、佐賀の吉野ヶ里遺跡で弥生時代後期の有力者のものとみられる墓の一部が見つかり、墓のふたを開いて内部の調査が始まりました。

墓があるのはこれまで調査されていない「謎のエリア」。見晴らしがよい場所にあり、有力者の墓ではないかという専門家の見立てにつながっています。

これまでの調査で、ふたの外側に「×」などの規則性のない交差した線が無数に刻まれていることが分かっています。調査では、こうした線がふたの内側にも刻まれていることが新たに確認されました。これまで吉野ヶ里遺跡からは弥生時代後期の有力者の墓は見つかっていませんが、「邪馬台国」をめぐる議論に一石を投じる発見となるのでしょうか。

このニュースの見逃し配信はこちらから(期間は1週間)※別タブで開きます