7月11日のニュース7では、記録的大雨による九州北部の被害の状況やNATO首脳会議をめぐる最新情報などについてお伝えしました。
①記録的大雨の九州北部 浸水・農業被害も深刻
記録的な大雨で被害が相次いだ九州北部。佐賀県唐津市で男性1人の死亡が確認され、亡くなった人は、あわせて7人になりました。安否がわからない人の捜索も続けられています。大雨による浸水や農業などの被害の深刻さも徐々に見えてきました。
土石流が発生した久留米市では、至るところに散乱した石や木材などが残ったままです。今井翔馬キャスターが、久留米市田主丸町のぶどう農家などを訪ね、被害の状況を取材しました。
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②NATO首脳会議 ウクライナの加盟は…
NATO=北大西洋条約機構の首脳会議の舞台はバルト三国のリトアニア。主な議題は、ウクライナのNATO加盟をめぐる問題です。
NATOは2008年、「ウクライナが将来加盟する」ことで合意しましたが、その後15年にわたり進展はありません。その間、ウクライナはクリミアをロシアに併合され、軍事侵攻を受けています。NATOの条約では集団的自衛権の行使が定められているため、いまウクライナが加盟すれば、NATOとロシアが直接、衝突することになりかねません。加盟国の間では、軍事侵攻が続く中での加盟は難しいという認識で一致しています。首脳会議の焦点は?ウクライナはどうなる?現地から渡辺公介記者が解説しました。