日曜美術館
“いま”から見つめる、新しい“美の楽しみ”
2022年8月17日(水) 更新
- 絵本作家 手島圭三郎
- 木版画の制作の様子
- 「しまふくろうのみずうみ」
- 「おおはくちょうのそら」
「北の息吹を刻む〜絵本作家・手島圭三郎 最終作へ〜」
初回放送日: 2021年10月31日
北海道の大自然をテーマに絵本を生み出してきた手島圭三郎(87)。一刀一刀力強い線を刻む木版画で、雄大な風景と躍動する動物たちの命を描いてきた。代表作「シマフクロウのみずうみ」は夜の湖上を音もなく羽ばたくシマフクロウが魚を捕る場面を、詩的でリアルに描き「大人の絵本」というジャンルを確立した。今年40冊目を期に創作活動に幕を下ろすことを決めた手島。一年がかりの執念の創作現場に密着。