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“いま”から見つめる、新しい“美の楽しみ”
2021年3月2日(火) 更新
- 横山 操「炎炎桜島」(1956年)
- 横山 操
- 横山 操
「雄々しき日本画〜横山操、伝統への挑戦〜」
1950年代、風雲児のように現れた画家、横山操(1920~1973)横山の絵が世間を驚かせたのは、およそ日本画らしからぬ画題だった。『溶鉱炉』は製鉄所の工場が描かれ、『塔』には、事で焼け落ちた谷中の五重塔の黒焦げた骨組みが描かれた。作品の根底には、20代の10年間を従軍とシベリア抑留で奪われた悲惨な体験が横たわる。番組では、生誕100年を機に日本画の伝統に挑戦し続けた画家、横山操の絵と人生を描く。
新潟県立近代美術館・万代島美術館蔵
出演者
出演 平松礼二 (日本画家)
出演 中野嘉之 (日本画家)
出演 横山秀樹 (美術評論家)
見逃し配信
「私は無視されることに人生を費やした。それでいつも幸せだった」。元々ソール・ライターは、1950年代からファッション写真の最前線で活躍した写真家。しかし80年代、突如スタジオを閉鎖、表舞台から姿を消す。再び名が知られたのは、四半世紀が過ぎた80代。人知れず撮りためてきた路上スナップが出版され世界中で人気となった。残された言葉、関係者の証言を手掛かりに、なぜその写真が時代を超えて心を打つのか探る。
横山 操「炎炎桜島」(1956年)
横山 操
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