日曜美術館
“いま”から見つめる、新しい“美の楽しみ”
2022年5月10日(火) 更新
- 大阪(堺)の工房にて 創作活動(基本の竹割り)をする田辺竹雲斎 *2022年3月撮影
- 作品名「循環 Re circulation」 3月のアートフェア東京で発表された巨大インスタレーション
- 高知(須崎)の竹林にて 保護、育成を続けている *2021年12月 撮影
- 工房にて創作風景 「千集編み」をする竹雲斎 *2022年3月 撮影
「竹の宇宙へ挑む」
初回放送日: 2022年5月22日
120年の歴史を持つ堺市の竹工芸家の4代目。田辺竹雲斎は、9500本の竹ひごを使い10メートルの巨大なインスタレーションを作り上げる。4代にわたり追い求めてきた匠の技。「亀甲編み」で竹ひごを自由自在に組み立てていく。出来上がるのは「ワームホール」という宇宙空間。二つの世界をトンネルのようにつないで、目に見えない世界を表現していく。作品の展示はわずか数日。終わると再び竹ひごに解体する。