手紙をとどけるおつかいをすることになった乱太郎、きり丸、しんべヱ。しかし、二年生の池田三郎次（いけださぶろうじ）先輩たちにからかわれ、ケンカになってしまう。それを知った学園長（がくえんちょう）先生は、一年生対二年生のおつかい対決を思いつく。

兵庫水軍の舳丸（みよしまる）と重（しげ）が海を泳いでいた。２人は、泳ぎが得意（とくい）な水練（すいれん）の者たちなのだ。だが舳丸は、兵庫水軍総大将の第三協栄丸（だいさんきょうえいまる）から「もっと重に厳（きび）しくするように」と言われてしまう。

六年生の立花仙蔵（たちばなせんぞう）先輩が、お菓子屋（かしや）さんの主人の護衛（ごえい）をすることになった。山賊（さんぞく）が出るという峠（とうげ）を、護衛しながらこえていく立花先輩。主人にすっかり感心されていると、そこにしんべヱと喜三太（きさんた）があらわれる。

虎若（とらわか）は、照星（しょうせい）さんに火縄銃（ひなわじゅう）の稽古（けいこ）をしてもらえることになってワクワクしていた。照星さんがやってきてよろこぶ虎若だったが、そこに思わぬ邪魔（じゃま）が入ることに…。