連続テレビ小説「おちょやん」総集編の後編。千代(杉咲花)の波乱万丈な物語をええとこどりでご紹介する。弟のヨシヲと別れた千代に、さらなる試練が待ち受ける。
連続テレビ小説「おちょやん」総集編の後編。千代(杉咲花)の波乱万丈な物語をええとこどりでご紹介する。弟のヨシヲと別れた千代に、さらなる試練が待ち受ける。一平(成田凌)の二代目襲名と結婚。父テルヲ(トータス松本)との再会と別れ。そして、戦争の時代を経て、劇団は鶴亀新喜劇として復活。その後、千代は一平と別れて、一時女優を辞めて失踪するが復活し、大阪のおかあちゃんと呼ばれる女優になるまでを描く。
大阪の南河内の貧しい家に生まれた少女が、奉公に出ていた道頓堀で、お芝居のすばらしさに魅了され、やがて女優の道を目指す竹井千代(杉咲花)の物語連続テレビ小説「おちょやん」。土曜日の「今週のおちょやん」では、ドラマにも登場する黒衣(桂吉弥)の案内で、最終週の泣き笑いハイライトをイッキ見する。千代はラジオドラマ出演で全国区の人気となる。一平も「桂春団治」で大成功をおさめ、同じ日に放送局に来ることに…
女優・竹井千代(杉咲花)が、再び道頓堀の舞台に立つ日を迎えた。客席には春子(毎田暖乃)や岡福うどんのシズ(篠原涼子)たち家族はもちろんのこと、岡安のかめやお茶子たち。さらには、長澤(生瀬勝久)や当郎(塚地武雅)をはじめとしたラジオドラマの出演者・スタッフまで、千代の晴れ舞台に駆けつけたのだった。舞台「お家はんと直どん」は、始終笑いに包まれながら、千代と一平(成田凌)の二人の場面に突入するのだった…
道頓堀を発つ日、春子(毎田暖乃)を岡福に預けて、千代(杉咲花)が向かった先は一平(成田凌)のもとだった。2年ぶりに一平と灯子と対面する千代。道頓堀で芝居をしたいと正直な気持ちを伝える。そして、娘の春子に喜劇を見せるために、鶴亀新喜劇の舞台出演を引き受けたいと申し出るのだった。夕方、岡福に帰った千代は、この決断を真っ先に春子に報告する。女優・竹井千代が道頓堀の舞台で再び芝居をする日がついに実現する…
春子(毎田暖乃)を連れ、2年ぶりに道頓堀に帰ってきた千代(杉咲花)。シズ(篠原涼子)やみつえたちと再会を果たす。聞きつけた鶴亀新喜劇の団員も岡福うどんに押し寄せる。新しい家族ができたと喜ぶ春子の笑顔に千代も救われるのだった。夜、看護婦になりたいという春子の夢を応援しようと切り出す千代だったが、勉強が苦手な春子の「無理な夢は最初から諦めるべき」という態度が気にかかる。夜も更け、千代はある台本を開く…
一平(成田凌)が書き上げた新作「初代桂春団治」は大変な人気を呼び、東京公演も決まり、新聞やラジオのインタビューも増える。そんな折、放送局で取材を受ける一平と本読みに来た千代(杉咲花)が鉢合わせしそうになり、周囲は肝を冷やす。予期せず、一平の肉声を聞き、熊田(西川忠志)との再会もあって、道頓堀に思いを馳せ、浮かない表情の千代。心配した春子が、あるものを作ったことで、千代はその思いに心を動かされて…
栗子なき家で、養子にむかえた春子(毎田暖乃)と一緒に暮らす千代(杉咲花)。大人気となったラジオドラマ「お父さんはお人好し」の仕事も順調だった。一平と離縁してから、2年の月日が流れていた。そんなある日、熊田(西川忠志)が訪ねてくる。鶴亀を退社する熊田の願いは、千代に一日だけ鶴亀新喜劇の舞台に立ってほしいというものだった。そして帰り際、千代に差し出したのは、一平(成田凌)が書き上げた新作の台本だった…
大阪の南河内の貧しい家に生まれた少女が、奉公に出ていた道頓堀で、お芝居のすばらしさに魅了され、やがて女優の道を目指す竹井千代(杉咲花)の物語連続テレビ小説「おちょやん」。土曜日の「今週のおちょやん」では、ドラマにも登場する黒衣(桂吉弥)の案内で、第22週目の泣き笑いハイライトをイッキ見する。ラジオドラマ「お父さんはお人よし」の放送日が決まる。道頓堀の人々も新聞で千代の出演を知り、期待に胸が膨らむ…
「お父さんはお人好し」の1時間特別版の放送当日。放送開始30分前にようやく最終原稿が届く。入院していた脚本家の長澤(生瀬勝久)自らが持ってきたのだった。長澤をねぎらう千代(杉咲花)と当郎(塚地武雅)だったが、すぐに放送準備に入るのだった。この日の物語は、戦争で大陸に渡った夫と終戦後も音信不通だった次女・乙子に医者との縁談が持ち上がるというもの。戦争未亡人に焦点を当てた話にラジオの前の聴衆も息をのむ