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愛犬・愛猫 “ペットテック”で健康に!
NHK
2021年4月26日 午後12:51 公開

コロナ禍の中ペットを飼う人が増えていて、最新技術でペットの見守りや健康管理をする「ペットテック」が今、注目されているそうです。「おはBiz」キャスターの私、布施谷も、愛猫に試してみました。

追跡カメラに健康管理タグ 最新技術が続々

4月に東京都内で開かれたペットグッズの展示会。ペットの動きを熱などで検知して追跡するカメラが展示されていました。家にペットを残して外出しても、スマホで様子を確認することができます。

また犬の健康管理ができるタグは、散歩をさせるとルートが記録され、消費カロリーを計算してくれます。出展した企業「Pontely」の田村壽規CEOは「犬がぽっちゃり系になるのはよくない。そういったものを管理しやすい」としています。

愛猫の行動を分析 「異変」を見逃さない

売り上げを伸ばしているのが、スマホと連動した猫用のセンサー(税込み1万6280円)です。“猫派”の私は、1年半前から飼っている「ユジ(1歳半)」に、首輪のセンサーを試してみました。この首輪には加速度センサーが内蔵されていて、猫の動きを検知して、どんな行動をしているのか割り出してくれます。

センサーが捉えた猫の動きの一例を見てみましょう。上段に示されている波形は、舌を使って水を飲んでいる時で、小刻みな波形になります。また下段は口全体を動かし食事をしている時で、大きな波形になります。こうしたデータをAIが分析して猫の行動を記録してくれるといいます。

私も昼休みにユジの様子をスマホで確認しました。「まったりとくつろいでいます」。その時の様子が、リアルタイムで文章とイラストで表示されました。

スマホでは、猫の行動履歴も確認できます。この日のユジはほぼいつもどおりの12時17分に昼ごはんを食べていました。

さらに、いつもと違う行動が見られるとスマホに「お知らせ」が表示されます。例えば、毛づくろいが増えると、過剰にストレスをためている可能性が。また運動量の減少も教えてくれるため、体調の変化に気付くきっかけになるといいます。

7億超のビッグデータで世界への展開を

この猫用のセンサーの技術を開発したベンチャー企業の「RABO」によると、発売から1年半ほどで、国内でおよそ7000匹の猫が利用しているそうです。これまでに7億を超える猫特有のデータが集まり、日々精度が向上しているということです。

伊豫愉芸子CEOは「世界で6億匹ぐらい飼い猫だけでもいると言われている。猫の行動は万国共通なので、グローバル展開と販売開始を進めたい」と話しています。

ペットの関連グッズの市場規模は1兆6000億円とも言われています。家族の一員として大切にする人も多く、市場は今後も拡大すると見られています。

ペットの本当の気持ちはなかなか分からないものの、こうしたグッズをお試しで利用するなどして、ふだんから様子をよく見ておくことが、飼い主の一人として大事だな、と感じました。

【2021年4月26日放送】

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