「沈む中流」【アンケート募集】これまでの放送内容もまとめて詳しく

NHK
2022年3月23日 午後5:52 公開

1世帯あたりの所得の分布を30年前と比べると、分布の山が大きく下にずれ、いわば「沈む中流」ともいえる状況が起きています。暮らしにどのような影響が出ているのか、みなさまの声をぜひお聞かせください。

今回は暮らしのなかの「ローン」や「後払い」についてアンケートを募集しています。

【回答はこちら】~暮らしとお金のアンケート~“ローン”や“後払い”にどこまで頼っていますか?

また、これまで放送した特集シリーズ「沈む中流」の内容もまとめました。

【第1回「残業代が消えて…低所得化する“中流”」】

「正社員で働いていても、基本給だけでは生活は成り立たない」
ある50代の男性が打ち明けました。残業代ありきで成り立っていた暮らしは、コロナ禍で業績が悪化すると収入は激減しマイホームを手放すことに。今の“中流”の暮らしが、いかに「残業代」に左右されているのかが見えてきました。

【記事はこちら】2021年12月17日 WEB特集「残業代が消えて…低所得化する“中流”」

【第2回「正社員のはずが・・・不安定化する“中流”の働き方」】

「業務委託契約に切り替えてほしい」と会社から告げられた、正社員の男性。安定した収入が得られる正社員から、望まない形で業務委託への切り替えを迫られるケースが増えています。企業側のコスト削減のため、“雇用の調整弁”として利用され、時には契約を打ち切られる実態も出ています。

【記事はこちら】2021年12月24日WEB特集 「正社員のはずが…不安定化する“中流”の働き方」

【第3回「頼みの退職金が… サラリーマン人生の末に揺らぐ“中流”」】

大手電機メーカーで38年間勤め上げた男性。定年後は、“悠々自適”に暮らすことを思い描いていましたが、現実は違いました。その理由は「退職金」。日本全体の退職金の額は年々減り続け、「定年退職したら、“中流”の暮らしが維持できなくなるかもしれない」不安の声が広がっています。

【記事はこちら】2022年1月28日 WEB特集「頼みの退職金が…サラリーマン人生の末に揺らぐ“中流”」

【第4回 「借金しないと学べない?“中流”の家計を圧迫する教育費」】

ある50歳の男性は、正社員で夫婦共働き。それでも、息子の大学進学のためには、250万円の学資ローンを借りるしかありませんでした。いわゆる“中流”の暮らしにみえても、「子どもの教育費」は家計に重くのしかかっています。

いまや学生の2人に1人が奨学金を利用。奨学金の返済が負担で、結婚など“人生設計”に影響を及ぼす実情もみえてきました。

【記事はこちら】2022年4月1日「借金しないと学べない?“中流”の家計を圧迫する教育費

【「あなたの暮らしの実感は?2000件の声から見えた“沈む中流”への不安」】

今の暮らしをどう感じているのか、番組が独自にアンケートを行ったところ、2000件を超える回答が寄せられました。

【記事はこちら】2022年1月19日「あなたの暮らしの実感は?2000件の声から見えた“沈む中流”への不安」

「夫の給料が15年前から1万円程度しか上がっていない。持ち家なんて夢のまた夢」

「学費などがかかり、住宅ローンも抱えて共働きでも残業しないと毎月過ごせない」

「定年後も介護施設に就職しフルタイムで働き始めたが、時給が最低賃金並みになって生活に余裕はない」

放送では伝えきれなかった、アンケートの声をまとめた記事です。

私たち「沈む中流」取材班は、引き続き皆さまの声をもとに発信を続けます。

(2022年4月6日 記事情報を更新しました)