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この番組について

いまから千年前(まえ)、ヘイアンチョウの妖精界(ようせいかい)に、妖精貴族(きぞく)のミヤビなお子さま・坂(さか)ノの上(うえ)おじゃる丸がおりました。 あるとき、おじゃる丸は「エンマ大王(だいおう)のシャク」を手に入れます。そして、エンマ大王からにげまわるうちに「月の穴(あな)」に落ち、月光町(げっこうちょう)にたどりつきます。 月光町を気に入ったおじゃる丸は、そこで出会った小学生・カズマの家(いえ)でくらすことに。シャクをとりかえそうと子鬼(こおに)トリオもやって来て、変(か)わり者(もの)ばかりの町の人たちもまきこんだ、にぎやかでゆかいなさわぎがくり広げられます。 【原案】犬丸 りん 【監督】大地 丙太郎 【脚本】山田 由香 福嶋 幸典 坂井 史世 今井 雅子 たむら ようこ 高橋 幹子 神山 修一 山田健一 【キャラクターデザイン】渡辺 はじめ 【総作画監督】横田 明美 【美術監督】西川 淳一郎 【撮影監督】星 知良 【音楽】山本 はるきち 【音響監督】たなか かずや 【アニメーション制作】ぎゃろっぷ 【アニメーションプロデューサー】田中 日出男 【制作統括】吉國 勲、加藤友梨 ■オープニングテーマ 「詠人」 歌:北島 三郎 作詞・作曲:大地 土子 編曲:宮崎 慎ニ ■エンディングテーマ 「千年トラベラー」 歌:山崎育三郎

出演者・キャストほか

  • おじゃる丸 (声:西村 ちなみ)

    なまえ「坂ノ上おじゃる丸」 5さい。 千年まえのヘイアンチョウにある妖精界(ようせいかい)の貴族(きぞく)、坂ノ上家(さかのうえけ)のひとりむすこでやんごとなきみやびなお子さま。お屋敷(やしき)の池(いけ)でおぼれて、水(みず)が苦手(にがて)になる。そのためおふろが大きらい。“和歌(わか)”や“蹴鞠(けまり)”などみやびなことが得意(とくい)。体力(たいりょく)なし、のんびり・まったり・ちょっぴりわがままな性格(せいかく)。 いまは、月光町(げっこうちょう)で出会ったカズマのところに居候中(いそうろうちゅう)。ヘイアンチョウで月光町博物館(げっこうちょうはくぶつかん)をたてるため、めずらしいものを見つけてはエボシにいれてあつめている。カズマのママがつくったプリンのあまりのおいしさに大感激(だいかんげき)し、とうぶん帰る気はないらしい。

  • カズマ (声:渕崎 ゆり子)

    田村カズマ(たむらかずま)、小学2年生、8さい。 運動神経(うんどうしんけい)バツグンでサッカーがすき。 ママのお手伝(てつだ)いもすすんでする、すなおで心やさしい少年。わがままで甘えん坊(あまえんぼう)のおじゃる丸にふりまわされながらも、ほんとうの弟(おとうと)のように思っている。 ただの小石(こいし)をこよなく愛(あい)する。 犬がすごく苦手(にがて)。

  • 電ボ (声:佐藤 なる美)

    電ボ三十郎(でんぼさんじゅろう)。代々、坂ノ上家(さかのうえけ)につかえる電書ボタル一族(でんしょぼたるいちぞく)の30番目に生まれた。おじゃる丸のお世話(せわ)がかりでもあり、虫友(むしとも)。月光町とヘイアンチョウを行き来して父上(ちちうえ)・母上(ははうえ)からの伝言(でんごん)をつたえるメッセンジャーもしている。 すごくホレっぽくてすぐに恋(こい)におちるが、ホレた数だけ失恋(しつれん)をしていて、その回数(かいすう)はなんと300回以上(いじょう)。 酒(さけ)グセがわるく、酔(よ)うといいたい放題(ほうだい)グチりまくる。 ぜんぜんにていないけれど、モノマネが得意(とくい)、らしい。 おにぎりが大すきで秘技(ひぎ)は“必殺二段(ひっさつにだん)にぎり”。

  • アオベエ (声:一条 和矢)

    7さい。子鬼トリオでいちばん年上のリーダー。 暴れん坊(あばれんぼう)のツッパリ子鬼だったアオベエ。親(おや)がわりで育(そだ)ててくれたエンマ大王を、とても尊敬(そんけい)している。 責任感(せきにんかん)がとても強く、ついついひとりでなやんでしまう。 ・・・ゴンス」が口ぐせ。

  • キスケ (声: うえだ ゆうじ)

    5さい。ちいさいけれどがんばりや。 はじめて会った人にいつもヒヨコにまちがわれてしまうので、キスケはそれをすごく気にしているが、どうやら前世(ぜんせ)はヒヨコらしい。 「うた」の才能(さいのう)があり、俳句(はいく)に和歌(わか)、作詞(さくし)、作曲(さっきょく)までこなす。おじゃる丸と歌よみ合戦(うたよみがっせん)をしても負けないほど。 「・・・ピィ」が口ぐせ。

  • アカネ (声:南 央美)

    6さい。しっかりもののおんなのこ。 気が強くて、しゃべりかたがすこーしスケバンっぽいけど、ほんとうはやさしい。 バレエの才能(さいのう)があり、月光町ロイヤルバレエ団(だん)の入団(にゅうだん)テストにみごと合格(ごうかく)したこともある。 料理(りょうり)もうまい。アオベエやキスケのために、愛(あい)ちゃんから料理を教えてもらったこともー。

  • トミー (声:小柳 基)

    田村富美男(たむらとみお)、70さい。 カズマのおじいちゃん。 月光町の歴史研究家(れきしけんきゅうか)で、発掘(はっくつ)をしているときに鬼のツノや、壁画(へきが)、温泉(おんせん)をほりあてたこともある。 自分(じぶん)でたてたログハウスにひとりでくらしていて、料理(りょうり)、洗濯(せんたく)なんでもこなし、英語(えいご)がとってもじょうず。からくり人形(にんぎょう)をつくったり、楽器(がっき)を演奏(えんそう)したり、モダンでおしゃれでバイタリティーにあふれたおとしよりだ。子鬼トリオが大すき。

  • 愛ちゃん (声:こおろぎ さとみ)

    田村愛(たむらあい)、32さい。 明るくやさしい主婦(しゅふ)。 スーパーマーケットはしもとやでパートをしている。 ひとたび何かに熱中(ねっちゅう)すると、まわりのものがみえなくなり、暴走(ぼうそう)しがち。 パパとはいつもラブラブで、ふたりきりでお買物(かいもの)にいくこともしばしば。

  • エンマ大王 (声:小村 哲生)

    エンマ界で一番えらいひと。子鬼(おに)トリオにとっては父親のような存在(そんざい)。 しごとは、亡き者(なきもの)たちが「天国(てんごく)」行きか「お説教部屋(おせっきょうべや)」行きかをきめること。 わかかりしころは、一度に10人もの亡き者らをさばいていた。ところが裁(さば)きをシャクにたよるようになり、そしてシャクがおじゃる丸といっしょに月光町へ行ってしまってからは、一日5人が限界(げんかい)に……。 家では、妻(つま)にめっぽうよわい。ウクレレをひき、歌うことがゆいいつのいきぬきになっている。

  • オカメ姫 (声:三石 琴乃)

    親同士(おやどうし)がきめたおじゃる丸のいいなずけ&おじゃる丸のことが大すきなヘイアンチョウ美人(びじん)。 月光町のおじゃる丸に会いたい一心で、6杯(はい)食べていたごはんを3杯にガマンするというダイエットをけっこう。みごと“エンマの涙岩(なみだいわ)”をとおれるようになった。 「おじゃる丸さまの心をわしづかみ」にするため、小町ちゃんのヘアスタイルをまねしたり、愛(あい)ちゃんにプリンづくりをならってがんばってつくったり……。とーーってもけなげな女の子。 「つづりかたくらべ」で『月光町の思い出』という作文が1等賞(とうしょう)をとり月光町に留学(りゅうがく)。

  • マコト (声:一条和矢)

    田村マコト(たむらまこと)、36さい。サラリーマン。 のんきで、おおらかな性格(せいかく)。家族(かぞく)をなによりも大切(たいせつ)にしていて、妻(つま)の愛(あい)ちゃんにぞっこん。 父であるトミーとはにていないけれど、トミーの母、マコトのおばあちゃんににている。 ビールがすき。

  • おじゃる丸の父上 (声:陶山章央)

    おじゃる丸の父上。ヘイアンチョウ妖精界(ようせいかい)の貴族(きぞく)、坂ノ上家(さかのうえけ)の主(あるじ)。 まったりのんびりしているところはおじゃる丸と同じ。でも、しかるところはビシッとしかるきびしい一面(いちめん)ももっている。 月光町へ行ったきり、おじゃる丸が帰ってこないのでちょっぴりさびしい思いをしているものの、母上とふたりでふたたび新婚気分(しんこんきぶん)をあじわっているのかも……。

  • おじゃる丸の母上 (声:七緒はるひ)

    おじゃる丸の母上。とってもやさしくおだやか。瞳(ひとみ)がパッチリとしている美人(びじん)。おじゃる丸のおちょぼ口は母上ににたのかもしれない。花のようないいかおりがする。月光町へ行ったきりのおじゃる丸をいつも心配(しんぱい)し、父上と同じくちょっぴりさびしい思いをしている。

  • 赤紫式部 (声:三石琴乃)

    ヘイアンチョウのおじゃる丸の家庭教師(かていきょうし)。由緒(ゆいしょ)正しい坂ノ上家(さかのうえけ)のあとつぎとしてりっぱな妖精貴族(ようせいきぞく)になるための勉強を教えていた。 おじゃる丸が月光町に行ったままもどってこないので勉強の進み具合が気になっていて、何度か月光町に行こうとしたのだが、エンマの涙岩(なみだいわ)にお尻(しり)がつかえて行くことができないでいる。 さすがのおじゃる丸も、赤紫式部はこわい存在(そんざい)である。

  • ウシ (声:一条和矢)

    おじゃる丸が生まれたときからのつきあいで、大親友(だいしんゆう)。ヘイアンチョウではおじゃる丸の牛車(ぎっしゃ)をひき、どこへいくのもいっしょだった。 でも、おじゃる丸が月光町へ行ってしまってからは、ヒマになってしまい趣味(しゅみ)の編み物(あみもの)をしたりして時間をつぶす毎日(まいにち)。たまりにたまった編み物をみんなにプレゼントしたり、宅配便(たくはいびん)のアルバイトをしたりしている。 おじゃる丸に会うために、森の呪文屋(じゅもんや)さんにたのんで月光町に来たこともあったけど、ウシだとばれないためにとってもたいへんなめにあった。

  • 一二三 (声:七緒はるひ)

    ヘイアンチョウでは電ボとはご近所(きんじょ)さんだった女の子の電書ボタル。ヨチヨチ歩きのときからの知り合いだが、今でもひそかに電ボのことがすき。電ボのことがわすれられずに月光町まで会いにやってきたが、電ボに恋心(こいごころ)をつたえられないままヘイアンチョウに帰っていった。

  • オコリン坊 (声:うえだゆうじ)

    狛犬(こまいぬ)ツインズの兄。生犬になると、背中に賽銭箱(さいせんばこ)があらわれる。 ちょっと気が短くておこりっぽいところがあるけれど、とっても弟おもい。 たまーにかい犬にあこがれたりもするけれど、満願神社の狛犬であることをとってもほこりにしている。「“ちっちゃいものクラブファンクラブ”ファンクラブ」会長。 趣味(しゅみ)は、きせかえ人形(にんぎょう)。

  • ニコリン坊 (声:南央美)

    狛犬(こまいぬ)ツインズの弟。すなおでやさしいが、しんはとって強い。 ちっちゃいものが大すきで、いちどちっちゃいものクラブにはいろうとしたが入会テストにおちてしまう。それでもめげずに「“ちっちゃいものクラブ”ファンクラブ」を設立(せつりつ)。 京都弁(きょうとべん)っぽい言葉(ことば)づかいをしているのがふしぎ。 趣味(しゅみ)は、ちっちゃいモノあつめ。

  • 貧ちゃん (声:齋藤彩夏)

    満願神社(まんがんじんじゃ)に居候(いそうろう)している貧乏神(びんぼうがみ)の貧(びん)ちゃん。いちおうこれでも神(かみ)さま。貧ちゃんのおかげで満願神社はボロっちくなってしまった。ひかえめに見えるけど、オコリン坊になんどもおい出されながら、ちゃっかりすみついている。おじゃる丸さえもふりまわしちゃうあたり、じつは強い? 貧ちゃんにさわられると、やる気ゼロになる。≪すいとったやる気は“板やる気(いたやるき)”として保存(ほぞん)≫ ときどき巨大化したり、まほうのような呪文(じゅもん)をつかったり、貧ちゃんにはふしぎな力がまだまだいっぱいありそう。 おさいほうやせんたくが得意(とくい)で、まったく同じつぎはぎのふく(?)をいくつももっている。 きれいズキ。そしてうすいさんがスキ。

  • 亀田カメ (声:こおろぎさとみ)

    亀田カメ(かめだかめ)、1111さい。 あたまのリボンの色はイエロー。

  • 亀田トメ (声:こおろぎさとみ)

    亀田トメ(かめだとめ)、1112さい。 あたまのリボンの色はピンク。

  • カタピー (声:内藤 玲)

    カタツムーリ・ピット。 フランス語なまりの日本語をはなすちょっぴりキザなカタツムリ。旅(たび)ずきで、とおくフランスからやってきた。 夏のあつい日に、ひからびそうになったところをおじゃる丸と電ボにたすけられた。そのご、小林茶(こばやしちゃ)といっしょに月光町を旅している。 フランソワという彼女(かのじょ)がいる。

  • 公ちゃん (声:???)

    せなかに七つの星をせおう占(うらな)いハムスター「北斗七星の公子(ほくとしちせいのきみこ)」、りゃくして「北斗(ほくと)の公(きみ)」。 みんなからは“公ちゃん”とよばれている。冷徹斎(れいてつさい)の弟子(でし)。1さいから修行(しゅぎょう)をして、2さいの春にデビュー。恋(こい)占いがとくい。 ハムスターだけど、女の子の公ちゃん。ヒゲがはえていることになやんでいたが、おじゃる丸の「ソチはかわゆい」のひとことでふっきれたみたい。たまーにかわゆいわがままぶりをはっきすることもある。

  • ツッキー (声:高橋ひろし)

    月夜が池にすむナゾのきょうりゅう。 口もとはつねにアルカイックスマイル。でも、いいヤツなのかわるいヤツなのか、なにを考えているのかさっぱりわからない。 ツノは頭の中でつながっていて、いっぽうを引っぱるともういっぽうは引っこんでしまう。 ツッキーがいないと月光町の人びとのツキがなくなったりもする。 おさないおじゃる丸が、ヘイアンチョウのお屋敷(おやしき)にある池でツッキーをつかまえ「まろの」という落書き(らくがき)をしたことも…。≪いまだにその落書きは、のこっている≫ 千年いじょう生きているのだろうか…?

  • 金ちゃん (声:生駒治美)

    坂田金太郎(さかたきんたろう)、小学2年生、8さい。カズマのクラスメイトで、とってもお金持ちのおぼっちゃん。 ツッキーとキャンディーが大すきで、いつもツッキーのぬいぐるみ(もともとはひいおじいちゃんのものらしい)をもちあるきキャンディーをなめている。 のんびりやでマイペースな金ちゃんは、おじゃる丸のよき遊び相手(あそびあいて)。 家は坂田マンションの屋上(おくじょう)にあるペントハウス。 「・・・ですぅ〜。」が口ぐせ。

  • 小町ちゃん (声:西村ちなみ)

    小野小町(おのこまち)、小学2年生、8さい。カズマのクラスメイトで、小町ヘアサロンのひとりむすめ。 美容(びよう)やおしゃれにうるさく、ヘアメイクの知識(ちしき)と技術(ぎじゅつ)はおとなかおまけ。 とってもナルシスト、いつももちあるいているてかがみに自分の顔をうつしては小町ってかわいぃ〜とうっとり。 小町ちゃんがきにいってビバ!○○といったものは、なぜが月光町中で大流行(だいりゅうこう)する。

  • 石清水くん (声:岡村明美)

    石清水健太郎(いわしみずけんたろう)、小学2年生、8さい。カズマのクラスメイトでクラス委員(いいん)。 とーっても、きまじめな性格(せいかく)で、クラス委員に誇りを持ち何かにつけてクラスのみんなに注意(ちゅうい)をしまくるが気が弱い。おちつきがないともいう。 金ちゃんからもらった金ぎょの『金ちゃん28号』にはメロメロ。「やめたまえ!」が口ぐせ。

  • 本田先生 (声:一条和矢)

    本田一直(ほんだいっちょく)、カズマの担任(たんにん)の先生。なまえのとおり、一直線(いっちょくせん)にしか生きられない男。かなりの熱血(ねっけつ)……ちょっとあつくるしいところもある。こどもたちの個性(こせい)をだいじにすることが、先生としてのモットー。 毎朝かかさずしているジョギングで、新聞配達中(しんぶんはいたつちゅう)の朝ちゃんに出会い、その走りっぷりにほれてみごとにゴールイン!新婚旅行(しんこんりょこう)は走って全国一周(ぜんこくいっしゅう)。いまだにラブラブのなかよし夫婦(ふうふ)。

  • うすいさちよ (声:仲尾あづさ)

    少女マンガ家(しょうじょまんがか)・うすいさちよ。28さい、独身(どくしん)。 ≪うすいのマンガはハタから見ると、ホラーマンガそのものだけど……≫ 夢(ゆめ)は少女マンガでいっぱつ当てて、売れっ子マンガ家になって大金持(おおがねも)ちになってお城(しろ)のようなお家をたててすむこと。 でもさいきん、恋(こい)の予感(よかん)もチラホラ?! ほとんど色がついていないうすーーーい紅茶(こうちゃ)がすき。ティーバッグはマリーさんが2回つかったものをもらっている。へやにはほしたティーバッグ、“ほしティーバッグ”がいっぱい。オニが山でとってきた月光ダケも、たまにほしている。

  • ケンさん (声:沼田祐介)

    フリーターのケン。 カズマにとってはあこがれのおにいさんてき存在(そんざい)。 じぶんに向いているしごとをもとめるさすらいのフリーター。ケンにとってはアルバイトのひとつひとつが自分さがしの旅(たび)。今までやってきたバイトのかずは、およそ400回弱(かいじゃく)。 こまっている人をほっておけない、情(じょう)にあつい性格(せいかく)だが、そのおかげでバイトをクビになることもしばしば。

  • 乙女先生 (声:種﨑敦美)

    マリー屋敷(やしき)のホールでおこなっているバレエ教室(きょうしつ)の先生、乙女。 月光町のマドンナのような存在(そんざい)。 頭の中はバレエのことでいっぱいで、月光町おどりながら歩いている。“朝食(ちょうしょく)は、カフェオレとクロワッサン”ときめている。 清楚(せいそ)でかれんな美人(びじん)バレリーナの乙女先生だが、じつは大食い≪ラーメン10人まえ、カレーライス5人まえをペロリ≫で、相撲(すもう)ズキ。

  • 館長さん (声:津田健次郎)

    オバケ屋敷(やしき)の館長(かんちょう)をしている館長さん。ヒマなときはアルバイトとしてオバケ退治(たいじ)≪館長さんにとってはオバケさがし≫をしている。そのアルバイト代(だい)はつかまえたオバケらしい。 地面(じめん)をういてとぶようにうごいたり、天井(てんじょう)からぶら下がったり、ふつうの人には見ることができないはずの貧(びん)ちゃんが見えたり… 館長さんはまだまだ“ひみつ”がいっぱいありそう。しゅみは、オバケに墨(すみ)をぬってそのかたちを紙にうつし≪通称:ばけたく≫あつめること。

  • マリー (声:さとうあい)

    十文字麻璃子(じゅうもんじまりこ) 。トミーのふるくからの友人(ゆうじん)。 もと大金持ち(おおがねもち)のおじょうさまで、ひろーーーいお屋敷(おやしき)にオウムのアケミとふたりでくらしている。とってもプライドがたかくみえっぱりなマリーは、おじゃる丸とどっちがゴージャスかをきそいあう、よきライバルでもある。 女学生時代(じょがくせいじだい)は、トミーに恋(こい)をしたことも…。トミーのおくさん・サリーやタナカヨシコとは女学生時代からの友人。

  • マイク/コーヒー仮面 (声:西村知道)

    茶畑一服(ちゃばたけいっぷく)。喫茶一服(きっさいっぷく)のマスターであり、町内会長(ちょうないかいちょう)をつとめている。 ジャズとコーヒーをこよなく愛(あい)し、喫茶一服をおとずれる人には、おいしいコーヒーと“のんびり”をあじわってもらいたいと思っている。 トミーとはおさないころからの友人で、いっしょにジャズバンドをくんでいる。マイクの担当(たんとう)はピアノ。 コーヒー仮面 月光町の平和(へいわ)をまもる、コーヒー仮面。≪その正体(しょうたい)はマイク。本人だけが正体をあかしていないと思っているが、町内のじつに70%の人が知っている≫ 任務(にんむ)は、あきカンひろい・ゴミひろい・公園のそうじなど、じみ〜〜なものばかり。だが「人があまりやらぬじみなことをすれば、人はヒーローになれる」らしい。 さいきんは、年(とし)のせいもあり後継者問題(こうけいしゃもんだい)にあたまをなやます日々。

  • 小林茶/日本茶仮面 (声:山崎大輔)

    俳句(はいく)をよみつつ、旅(たび)をしている俳人(はいじん)。 日本茶と俳句ををこよなく愛(あい)し、なんと50年間も月光町のなかだけを旅し、歌をよみつづけている。最近(さいきん)は、カタピーとともに旅をするようになった。 奥深い(おくぶかい)俳句だからこそ、ときどきスランプにおちいることも……。子鬼トリオの俳句の先生でもある。 日本茶仮面 月光町の平和(へいわ)をまもる、日本茶仮面。≪その正体(しょうたい)は、小林茶≫ “のみものは日本茶(にほんちゃ)がいちばん”としんじ、“月光町を愛(あい)する気もちではまけていない”と、コーヒー仮面にライバル心をもやしていた。

  • サム (声:一条和矢)

    いつもきものをきている。 じつは月光町のお医者(いしゃ)さん。 トミーとマイク、エド、ピーターとはおさないころからの友だちで、いっしょにジャズバンドをくんでいる。 サムの担当(たんとう)はギター。

  • エド (声:沼田祐介)

    いつもジャージをきている。 トミーとマイク、サム、ピーターとはおさないころからの友人で、いっしょにジャズバンドをくんでいる。 エドの担当(たんとう)はドラム。

  • ピーター (声:内藤 玲)

    銭湯(せんとう)「月光湯(げっこうゆ)」をいとなんでいる。 トミーとマイク、エド、サムとはおさないころからの友だちで、いっしょにジャズバンドをくんでいる。 ピーターの担当(たんとう)はウッドベース。

  • 川上さん (声:モリノリ久)

    サラリーマン。 気がよわく、こわがり。 いつも「遅刻(ちこく)だ〜、遅刻だ〜」とか「よいっしょ、よいっしょ」とか言いながら、独特(どくとく)な走り方≪通称:川上さん走り≫で、ちょくちょくおじゃる丸たちとすれちがう。でも、どんな会社でどのようなしごとをしているのかまったくナゾ。 夢(ゆめ)は会社で出世(しゅっせ)すること。冷徹斎(れいてつさい)の占い(うらない)によると前世(ぜんせ)はアラブの王子さまだとか……。

  • タナカヨシコ (声:京田尚子)

    “骨董(こっとう)タナカヨシコの店”の社長(しゃちょう)。 どこがいいのかわからないような古いガラクタも、ヨシコにとっては宝もの。でもなぜかおじゃる丸とおなじものをほしがることが多いのは、価値観(かちかん)がにているから……? 目にとまったものがあると「いいねぇ、ゆずっとくれ!」と強引(ごういん)にとりひきをはじめる。おもに物々交換(ぶつぶつこうかん)でせまるのがヨシコの手。 コレクション【※でもガラクタ】をつぎつぎとりだして、あいてが興味(きょうみ)をもったら一気にせめる!!これが、タナカヨシコ流とりひきのテクニック。しいれにはキックボード『ヨッちゃん一号(いちごう)』にのって、さっそうととりこわし前の古屋(ふるや)へゴー!! トミーやマリーとは学生時代(がくせいじだい)からの友だち。また、タナカの店はふるくからの老舗(しにせ)で地下の倉庫(そうこ)にはお宝(たから)がいっぱいなのだ。 たくさん恋(こい)をして、世界中(せかいじゅう)に恋人(こいびと)がいる。

  • カンブツさん (声:竹本英史)

    乾物(かんぶつ)を心から愛(あい)してやまない。月光銀座(げっこうぎんざ)にある乾物屋(かんぶつや)さん「ひらきや」の三代目店主(さんだいめてんしゅ)、三代目・開干ゑ門(さんだいめ・ひらきほしえもん)。 “カンブツ”というニックネームはおじゃる丸がつけた。 夢(ゆめ)は、乾物のよさをみんなに知ってもらうこと。海の幸(さち)・山の幸をほしておいしい乾物を作っているが、カンブツさん自身(じしん)が太陽(たいよう)の光をあびたほうがいいほどの、すごい色白。

  • 小心さん (声:内藤 玲)

    月光町交番のおまわりさん。かなり心配性(しんぱいしょう)で気が弱い性格(せいかく)。しかも、おじゃる丸をはじめ、月光町はかわった人たちばかりなので、だれもかれもあやしく思えてしまうことも…。 ときどきいなかの母ちゃんからりんごが送られてくる。

  • ウクレレさん (声:内藤 玲)

    あるときは、あるときは屋根(やね)の上、あるときは道ばた……などなど、どこにあらわれるかわからない神出鬼没(しんしゅつきぼつ)な人物(じんぶつ)。月光町のあらゆる場所(ばしょ)で、ウクレレをひいて歌っている。 ほんとうの名まえは“すずきさん”というらしい。

  • 冷徹斎 (声:高橋ひろし)

    しぶくてクールなつじ占い師(うらないし)、「冷徹斎星月(れいてつさいせいげつ)」 だが本当はとなり町の大金もちのおぼっちゃまでなまえは「ヒロフミ」。父の会社をつぐより、じぶんの才能(さいのう)をいかせるしごとをしていきたいと家を出て、つじ占い師となる。 占いをはじめたきっかけは、大学時代(だいがくじだい)、かわいい女の子が占いサークルにいたから。前世占い(ぜんせ)がとくい。公(きみ)ちゃんの占いでは、冷徹斎の運命(うんめい)のひとはうすいさん。

  • 星野 (声:三瓶由布子)

    夏休みの宿題(しゅくだい)で、マジックハンドをつかった“地球(ちきゅう)のモノ採集(さいしゅう)”のとちゅうでおじゃる丸と出会う。星野のマジックハンドとおじゃる丸のシャクではさみっこ勝負(しょうぶ)をして、それから、地球をねらってはおじゃる丸の前にあらわれるようになった。 とーーーーーーーっても無口(むくち)。けっこうなみだもろくって、でもかなりの強情(ごうじょう)。

  • 星野パパ (声:内藤 玲)

    星野(ほしの)のパパ。口べたではずかしがりや、くわえてちょっぴり弱気(よわき)なパパ。“チキュウの王さま”と思っているおじゃる丸になかなか「チキュウ、ホシイ」といえず、いつもママにむかって言ってしまう。 ママのことをとっても愛(あい)している。

  • 星野ママ (声:七緒はるひ)

    星野(ほしの)のママ。しっかりしていてちからもち。「チキュウ、ホシイ」とか「クレ」などなど、パパが思わずママにむかって言うたびに“ワタシにいって、ドウスルノ”と、ちょっと怒り(おこり)ぎみ。 だけど、パパのことはこころから愛(あい)している。

  • かなえ (声:名塚佳織)

    流れ星(ながれぼし)三兄弟(さんきょうだい)のまん中で、人をこばかにしたような話し方が特徴(とくちょう)。かなりのわがままだが、弟のたまえにはあまい。かなえが物かげから物かげに走る間にねがいごとを三回となえればねがいがかなうというが、かなえは走るのがはやいため、だれも三回となえられない。

  • たまえ (声:沢城みゆき)

    流れ星(ながれぼし)三兄弟(さんきょうだい)の一番下の弟。見ならい中の流れ星で走るのもおそい。たまえが物かげから物かげに走る間に三度ねがいをとなえればねがいがかなうというが、ねがいごとはいつもまちがった意味(いみ)にうけとられ、大混乱(だいこんらん)をまきおこす。

  • きーちゃん (声:高橋ひろし)

    うどんとそばのお店、「田舎庵(いなかあん)」を経営(けいえい)している。得意料理(とくいりょうり)は、油揚(あぶらあ)げをうかべたうどん。でも、この店ではけっして「きつねうどん」と言ってはいけない。「きつねうどん」ということばを聞いたら、きーちゃんはしっぽとひげをだしてしまうから…。

  • たっちゃん (声:うえだゆうじ)

    うどんとそばのお店、「田舎庵(いなかあん)」」を経営(けいえい)している。得意料理(とくいりょうり)は、あげ玉(だま)をうかべたそば。でも、この店ではけっして「たぬきそば」と言ってはいけない。「たぬきそば」ということばを聞いたら、たっちゃんはしっぽとひげをだしてしまうから…。

放送

  • Eテレ
    毎週月曜~木曜 午前6時40分

再放送

  • Eテレ
    毎週月曜~木曜 午後5時