オカメ姫(ひめ)のお世話(せわ)がかりをしている電書ボタルの電ボ子は、「ほとんど電ボにリボンをつけただけ」のような見た目のせいで、おじゃる丸に電ボこと電ボ三十郎(さんじゅうろう)とまちがえられてしまう。自分はオナゴなのに。きっと自分の顔(かお)がオノコのようなのだと思い悩(なや)んだ電ボ子は、ヘイアンチョウでとっても有名(ゆうめい)なオナゴだけの劇団(げきだん)に入り、オナゴ力をみがくことにする。
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