「マロは人気者」

愛(あい)ちゃんがおじゃる丸に声をかけた。高いところにおいてあるおナベを取(と)ってほしいというのだ。背(せ)が低(ひく)いおじゃる丸の手は、もちろんとどかない。実(じつ)のところ、愛ちゃんがあてにしていたのはシャクだった。つづいて、カズマやパパにもいろいろとたのみごとをされるが、たよりにされているのはやっぱりシャク。自分よりシャクのほうが人気者(にんきもの)なのだと、おじゃる丸はおもしろくない。