「あ・そ・ぎゅ~」のポイント「動物」バージョン

NHK
2022年3月30日 午前10:24 公開

「あ・そ・ぎゅ~」親子体操のポイントを紹介します。今回は動物バージョンです。
「あ・そ・ぎゅ~」コーナーの監修を担当している、第10代体操のお兄さん、佐藤弘道さんが、このコーナーで紹介している親子体操の意味と注意点をお伝えします。それぞれの動きは放送でご確認ください。

「あ・そ・ぎゅ~」について

カンガルー

カンガルーあそびは、まさに親が子どもをカンガルーの親のお腹の中に子どもを抱えている状態を表しています。実際に動物園に行ってみたり、図鑑などを見て、親子で表現をしてみてください。きちんと座ることで姿勢つくりに役立ちます。

注意点・・・親はお子さんを持ち上げるときに、腰で持ち上げるとギックリ腰になる可能性があります。しっかりとしゃがんで、足でお子さんを持ち上げるようにしましょう。長い時間お子さんを抱えていると、お子さんのお腹を圧迫し続けるので、短時間で繰り返し行ってください。

フラミンゴ

親の上げた足の腿の上にお子さんを座らせることで、親のインナーマッスル(腸腰筋)を鍛えます。お子さんはバランス感覚を養います。

注意点・・・親はくれぐれもお子さんを落とさないようにしてください。まずはバランスを崩した時のために、すぐに抱える練習をしましょう。

ぞうさん

お子さんを手の平に座らせて、反対の手でお子さんの背中を支えてください。ブラーンブラーンと揺らすことで、親の四十肩や五十肩の予防につながります。子どもは揺れる遊びをすることで三半規器官に刺激を与え、乗り物酔いをしづらくなります。日頃からブランコやシーソーなどの遊具で遊ぶことをお勧めします。

注意点・・・お子さんを乗せて腕を揺らすときは、お子さんが怖がらない程度してください。あくまでも優しく・丁寧にお願いします。