月ヶ瀬の名物で、梅干しよりも古い歴史を持つという、梅のくんせい「烏梅（うばい）」。カラスのように黒いことからその名がつきました。日本でたった１軒、700年変わらない伝統製法で烏梅を守り続ける農家に出会います。

美容師や理容師の大切な商売道具である、ハサミを専門に修理する職人・根矢二郎さん。ハサミを丁寧にとぎ、ゆがみやねじれを調整して、元の切れ味を取り戻します。1ミリ以下の感覚が求められる匠の技にふれます。

たくさんの杵（きね）で餅をつく、節目節目で行われてきた習わし「千本づき」。つき終わった餅を、力を合わせて高々と突き上げ、できあがりをみんなで祝います。

田原の自然豊かな山間部を中心につくられている「大和茶（やまとちゃ）」。１,２００年前に、弘法大師が中国から奈良に持ち帰ったことが起源とされるお茶。昔から、“和紅茶”と呼ばれ、親しまれてきた紅茶をいただきます。