プロフェッショナル 仕事の流儀
「プロのおうちごはん夏スイーツスペシャル」
伝説の家政婦、三ツ星フレンチシェフ、中華料理の鬼才、世界的パティシエ…。超一流のプロフェッショナルたちが簡単・絶品レシピを紹介!イチジクのパイ包み、桃のコンポート、くずきりココナッツミルク…。夏を乗り切るスイーツレシピがぞくぞく登場!自撮りならではのハプニングも!?あのショコラティエは肩にギブス…何が?!銀座の名バーテンダーが紹介するスイカカクテル&自家製モヒートも必見。おうちがBARに早変わり!
このエピソードのよくあるご質問
レシピを知りたい
▼家政婦・タサン志麻さん 【プロフィットロール】 <材料> シュークリーム 2個(カスタードタイプ) 牛乳 100cc 板チョコレート 2枚(100g) ※お好みでナッツやグラノーラを用意 <作り方> 1.シュークリームを冷凍庫で凍らせておく。 ポイント3時間くらいが目安。シュークリームは「カスタードクリーム」のタイプがおすすめ。 2.牛乳を強火で沸かす。 3.(2)が沸騰したら、火を止めてチョコレートを割って混ぜる。 4.(3)を木べらで混ぜ、チョコレートを溶かす。チョコレートが熱い状態で、トロトロと流れるまでかき混ぜる。(牛乳の量はチョコレートの状態に合わせて調整する) 5.凍らせたシュークリームにチョコレートをたっぷりかけたら完成。 ポイントお好みでナッツやグラノーラなどをふりかけてもよい。 【イルフロタント】 <材料> カスタードソース 卵黄 2個 牛乳 200cc 砂糖 大さじ1杯~2杯 メレンゲ 卵白 2個 砂糖 大さじ1杯 塩 ひとつまみ カラメルソース 砂糖 大さじ2杯 <作り方> ★カスタードソース 1.牛乳200ccを沸かす。 2.ボウルに卵黄を2個入れ、砂糖を加える。砂糖は甘さ控えめの場合は大さじ1杯、甘い味が好きな人は、大さじ2杯入れる。 [ポイント]卵黄を混ぜる際は、空気を入れるように混ぜる。空気の泡が入っていると熱が均等に伝わるため、熱い牛乳を入れたときにボソボソと固まらない。 3.(1)の牛乳が沸騰する直前くらいまで沸いたら、(2)に一気に入れる。 4.(3)を鍋に戻し、弱火にかける。 泡が消えるまで、ヘラで混ぜる。まんべんなく底を押すような感じで動かす。ヘラに線がかけるくらいまで混ぜる 5.卵をよりなめらかにしたい場合は、こす、 6.(5)を氷水につけてよく冷やす。(タッパーに移して冷蔵庫に入れてもよい) ★メレンゲ 1.ボウルに卵白2個をいれて混ぜる ポイントボウルの油分はしっかりと拭いておく。油がついていると卵白が泡立たない。 2.(1)をが泡だってきたら、砂糖を大さじ1杯いれる。 3.さらに、きめ細かく卵白のツノが立つまで泡立てる。 ポイントメレンゲの存在感を出したい場合は、塩をひとつまみ入れる。 4.(3)をスプーンですくって皿にのせる(間隔をあけておく) 電子レンジで温める。(600Wで30秒~1分ほど) [ポイント]電子レンジを常に見ておく。熱が均等に入るように途中で向きを変えて、均等に膨らむようにする。目安は、指で触ったときにメレンゲに弾力があり、指にくっつかない状態。 5.(4)にラップをかけて、冷蔵庫で冷やす。 ★カラメルソース作り 1.鍋に大さじ2杯の砂糖を入れ、砂糖全体がぬれるくらいの水をたらす。 2.(1)を強火にかけ、薄茶色に色づいたら余熱で温める。 ★仕上げ 1.カスタードソースをお皿に注ぎ、その上にメレンゲをのせる。 2.メレンゲにカラメルソースをかければ完成。 [ポイント]深みのあるお皿を選ぶ。お好みでナッツやグラノーラなどをトッピング。 ▼フレンチ・岸田周三さん 【イチジクのパイ包み】 <材料> イチジク 1/2個 グラニュー糖 適量(使用するイチジクの20%) バター 適量 パイシート (市販の冷凍のもの、厚さは1mmに伸ばす) <作り方> 1.イチジクを半分に切る。 2.切ったイチジクを裏返して、グラニュー糖をまぶす。 3.(2)にバターをちぎって、イチジクの隙間に入れる。その後、イチジクの形を元に戻す。 4.パイシート(1ミリ)を、丸くくりぬく。 [ポイント]道具がなければ、お茶の缶を使う。パイシートの大きさは、底になる方より、被せる方が一回り大きくなるようにくりぬく。 5.丸くくりぬいたパイシートにイチジクのせ、パイシートの周りに軽く水を塗る。そこにパイシートをかぶせ、イチジクを包む。さらに周りの余ったパイシートを切り落とす [ポイント]なるべく空気が入らないように包む。 6.(5)を冷蔵庫で、30分~1時間寝かせる。 7.(6)を220℃の油で7分くらい揚げて完成。 [ポイント]乾燥させたイチジクの葉をパイと一緒に揚げると、葉の香りが移り、風味がよくなる。揚げたてが美味しいですが熱いので気をつけてください! ▼中華料理・古田等さん 【くずきりココナッツミルク】 <材料> お好みのフルーツ 適量 くず粉(かたくり粉でも可) 適量 ソース 生クリーム 大さじ2杯 牛乳 50cc ココナッツミルク 大さじ1杯 ハチミツ 大さじ1杯 ★ソース 1.牛乳、ココナッツミルク、生クリームを混ぜて冷蔵庫でしっかりと冷やす。 ★フルーツ 1.お好みのフルーツを均等のサイズに切り、冷蔵庫に入れていく。 ★くずきり *フライパンで作る場合 1.くず粉に対して1.5倍の水を用意して、水溶きする。(かたくり粉の場合は、2倍の水を用意して水溶きする) 2.フライパンに溶いたくず粉(かたくり粉)を流し込む。それを熱したお湯に入れて温める。少し固まってきたらお湯の中に浸して透明になるのを待つ。 3.(2)を氷の中に入れて冷やす。 ★くずきり *ボウルで作る場合 1.溶いたくず粉(かたくり粉でも可)を3つまみほど、ボウルに入れる。 2.ボウルをお湯のなかに入れたら回して、遠心力で広げる。お湯につけて固まってきたら、そのままお湯に沈めて透明になるまでゆでる。*火傷に注意。 3.くず粉(かたくり粉)が透明になったら氷水のなかでしっかり冷やす。 ★仕上げ 1、固まった「くずきり」を、きしめんの太さに切る。 2,器にカットしたフルーツを盛り付け、切ったくずきりを乗せる。 3、最後にココナッツミルクのソースをかければ完成。 ▼バーテンダー・岸久さん 【スイカカクテル】 <材料> 小玉スイカ 1/2個 塩 適量 テキーラ(スイカ3に対し1の割合) 氷 適量 1.スイカを切り、果肉をミキサーにかけて潰す。(すりこぎ棒で砕いてもよい) [ポイント]果肉感を残すため、粗めにしぼる。 2.グラスのふちをスイカで濡らし、ふちに塩をつける。 3.シェイカーに氷と搾ったスイカを入れ、スイカ3に対しテキーラ1の割合でテキーラを入れる。(スイカ90ccに対してテキーラ30cc) [ポイント]シェイカーの握り方。右利きの場合は右手をシェイカー上部の先端に当て、小指を後ろに回す。左手は親指と薬指でシェイカーの底をしっかり押さえる。 4.(3)を(2)に注げば完成。 *テキーラのかわりに、ウオッカ、ジン、焼酎を使ってもおいしくできます。 【おうちモヒート】 <材料> モヒートシロップ 砂糖 200g 水 150cc ミント 適量 氷 適量 ライム 適量 ラム酒 45cc ★モヒートシロップ 1.水を鍋に入れて沸騰させる 2.沸騰した鍋に砂糖を入れ、透明になって完全に溶けきるまでかき混ぜる。(砂糖を入れたあとは、ぶくぶくと沸騰させないように火加減に注意する) 3.透明になったら火を止め、鍋にミントを一掴み入れて浸す。 4.(3)を常温で置き、湯気が出なくなるまで冷ましたら、アルミホイルにくるんで冷蔵庫に入れて一晩置く。 5.(4)を冷蔵庫から取り出し、ミントを取り除く。 ★仕上げ 1.氷を用意する。 [ポイント]氷は少し室温に置いて霜が取れている物を使う。 2.ミントを水に濡らして手で叩く。 3.(2)をグラスに入れ、モヒートシロップを小さじ2杯加える。 4.ライムの両端を切り、果汁を絞ってからグラスに入れる。すりこぎ棒を使い、ミントとライムを軽く潰す 5.ラム酒45ccをグラスに入れ、かき混ぜる。 ※お子様用にモヒートジュースを作る場合は、ラム酒をソーダに変えて作れます!! ▼パティシエ・杉野英実さん 【桃のコンポート】 <材料> 桃 4個(少し固め) レモンスライス 1切れ シロップ 白ワイン 110g グラニュー糖 110g 水 350g レモン汁 30g バニラビーンズ 1/2本(よくもんで縦にさいておく) ★シロップ 1.水・グラニュー糖・白ワイン・レモン汁をボウルによく混ぜる 2.(1)によくもんで縦にさいたバニラビーンズを入れる。 ★桃の下準備 1.沸かしたお湯にスライスしたレモンを入れる。(桃の変色防止のため) 2.桃の上下2カ所にナイフで切れ目を入れる。 3.桃をお湯に入れ、約30秒ゆでる。 4.指で桃の皮を引っ張ってむけそうであれば、氷水に移す。 5.桃の皮をむく。 6.皮をむいた桃を縦に半分に切る。 7.切った桃は変色を防ぐため、すぐにシロップにつけておく。 ★桃のコンポート 1.クッキングシートの真ん中に切り込みを入れ、落としブタを作る。シロップに浸けた桃の上に敷く。 2.(1)に火をいれる。(強めの中火) 3.桃の状態が少し透明になり、かどが取れてきたら火を止める。(桃の状態によるが、目安は12~13分くらい ) 4.煮込んだ桃は、粗熱がとれるまで常温で置く。その後冷蔵庫で保管。 5.冷蔵庫で1日おいたものが食べ頃。(冷蔵庫で保管すれば1週間ほど楽しめる) 6.桃を4等分に切り、グラスに入れ、桃と一緒に煮たシロップをかけたら完成。 【ピーチメルバ】 <材料> 生クリーム(8%加糖) 適量 バニラアイス(市販のもの)1個 桃のコンポート 1/2個 ラズベリーソース 適量 ラズベリー 6粒 アーモンドスライス(ロースト)適量 ミント 適量 <ラズベリーソースの材料> ラズベリーピューレ 100g グラニュー糖 20g レモン汁 10g *混ぜたらラズベリーソースは完成 <作り方> 1.容器に生クリームを入れる。 2.市販のバニラアイスを生クリームの上に乗せる。 3.(2)に桃のコンポート・生クリーム、ラズベリー・ラズベリーソース・アーモンドスライスをかけ、ミントをのせる。 ▼ショコラティエ・三枝俊介さん 【アイスショコラ】 <材料> ホワイトチョコレート 水 250cc 砂糖 65g チョコレート(ホワイト50%) 150g 板ゼラチン 1枚(2g) 白桃 適量 マスカット 適量 スイカ 適量 市販のアイスクリーム 1個 ビターチョコレート 水 250cc 砂糖 65g チョコレート(ビター72%) 100g 板ゼラチン 1/2枚(1g) 巨峰 適量 メロン 適量 バナナ 適量 市販のアイスクリーム 1個 <作り方> 1.ホワイトチョコとビターチョコを包みに入ったまま、トンカチで叩いて細かく砕く。 2.水に砂糖を加えて沸騰させる。 3.沸騰させた水が熱いうちに、冷たい水でふやかしたゼラチンを加える。 4.(3)のお湯の半分をホワイトチョコに注ぐ。少しずつ残りのお湯を加え、ゆっくりと溶かして混ぜ合わせる。 ポイントチョコレートには油分があり、水と混ざりにくい。なるべくゆっくり混ぜ合わせる。 ※ビターチョコレートの場合は、水を4分の1の量、ゼラチンを半分にして同じ行程で進める。 5.チョコレートの液体が出来上がったら、氷水で冷やす。 6.冷やしたチョコレートの液体を製氷皿に流し込み、冷凍庫に入れて一晩冷やす。 ポイント冷凍庫のにおいがチョコレートに移らないよう、可能であればフタのある容器に入れる。 7.チョコレートを製氷皿から取り出し、グラスにカットしたフルーツと一緒に入れていく。 ポイント黒いチョコレートは溶けると、全体の色合いを崩してしまうので、なるべく下に置くと良い。 8.最後に市販のアイスを上に乗せて完成。