レイチェルのおいしい旅レシピ
「トルコ・プリンセス諸島」
初回放送日: 2020年3月29日
レイチェルいわく「忘れられた楽園」の島の料理から3品。メゼと言う小皿スタイルの朝食からヒントを得て作る「マテ貝のメゼ」は貝殻を器にした美しい前菜。女性シェフの料理からは「カボチャのフィロペストリー」を思いつく。カタツムリの形に仕上げたパイに、トルコ料理でよく使うヨーグルトソースとカリカリに炒めたラム肉をトッピング。「ピスタチオとヨーグルトとザクロのケーキ」で旅の思い出を再現したディナーをしめる。
よくある質問
「マテ貝のメゼ」のレシピは?
<カリカリの玄米とピリ辛ソースをのせて> 前菜4人分、ソース150g 下ごしらえ :30分 調理時間 : 30分 器具 : ハンドブレンダー(ソース作りに使用) 【材 料】 ・玄米 50g(ゆでた玄米なら100g) ・マテ貝 6本 ・小ぶりのたまねぎ(細かく刻んだもの) 1コ ・にんにく(みじん切り) 4片 ・ミニトマト(粗く切ったもの) 8コ ・小さめの赤とうがらし(種を抜いて細かく刻んだもの) 1本 ・赤ワインビネガー 大さじ1 ・小ぶりの赤いロマーノペッパー(種を抜いて細かく刻んだもの) 1本 ・ドライミント 小さじ1 ・生パセリ 2枝 ・オリーブオイル 大さじ2(盛りつけ分含まず) ・塩 1つまみ 【作り方】 ①パッケージに書かれた調理方法どおりに玄米をゆでる。ざるに上げて水を切り、そのまま冷まし、乾かす。グリルを温めておく。 ②マテ貝を冷たい水ですすぐ。天板にのせ、貝が口を開くまでグリルで2分ほど焼いたら、手で触れるくらいの温度になるまで冷ます。貝の身を殻から外して脇に置いておく。殻は内側をすすいで乾かす。 ③砂のある袋状の部位を取り除き、貝の端にも砂がついていないことを確認する(ついていれば取り除く)。貝を親指大にカットする。 ④焦げ付き防止加工が施された大きめのフライパンに、オリーブオイル大さじ1、にんにく、たまねぎ、とうがらし、トマトときざんだロマーノペッパーを加える。 中火で15分ほど、トマトとたまねぎが柔らかくなるまで、色が付かない程度に炒める。赤ワインビネガーと合わせて滑らかなペースト状になるまで混ぜる(大きめのカップとハンドブレンダーを使うとよく混ざる)。 ⑤フライパンを洗い、大さじ1のオリーブオイルを入れる。オイルを熱してから玄米を加える。カリカリのきつね色になるまで10分ほど炒める。残り2分ほどで貝を加える。 <盛りつけ> ⑥ソースを貝殻の底に敷き、玄米とマテ貝、ロマーノペッパーをのせる。ドライミントとパセリ少々をまぶしてから、オリーブオイルを振りかける。 ⑦同じ手順5回繰り返して、6本のメゼを作る。 ───────────────────── <ヨーグルトときゅうり・ざくろをのせて> 前菜4人分(一人前、1.5本分) 下ごしらえ : 10分 調理時間 : なし 【材料】 ・マテ貝 6本 ・ギリシャヨーグルト 75g ・小ぶりのにんにく(みじん切り) 1片 ・塩 1つまみ ・レモン 1/2コ ・レバノンきゅうり、またはきゅうり(細切りにしたもの) 1/2本 ・ざくろの実 大さじ4 【作り方】 ①大きめの鍋でお湯を沸かす。鍋のそばに氷水を張ったボウルを用意しておく。一度に3本の貝を湯にくぐらせ、すぐにトングで湯から上げて氷水に漬ける。 殻を開くための作業なので、貝に火が通らないように注意する。残りの貝も同じように処理し、貝の片方の殻を6本分取っておく。 ②殻から貝の身を外して下ごしらえする。殻を洗って乾かし、脇によけておいて、後で入れ物に使う。はさみで黒っぽい袋状の部位を切り落とし、先端を取り除いて親指大にカットする。 ボウルに入れて、上からレモンを少々しぼりかけておく。 ③ヨーグルト、にんにく、塩ひとつまみと(好みの量の)レモンの果汁を混ぜ合わせ、しぼり出し式の容器に入れる。 ④キュウリを縦半分に切り、種をかき出す。スライサーや包丁で細い千切りにする。 ⑤ガーリックヨーグルトを貝の殻に2、3か所しぼり入れる。貝の身とヨーグルトを交互に盛りつけること。少量のきゅうりと、ざくろの実を飾ったら出来上がり。 【調理のコツ】 マテ貝の鮮度を判断するには、足をくすぐって、すぐに引っ込むかどうかを確認するとよいでしょう。死んでいるようなら買わないこと。 【応用】 ソースはあらかじめ作り置きしておくこともできます。玄米も作り置きできますが、温め直す際には注意が必要です。