レイチェルのおいしい旅レシピ
「スペイン・コスタブラバ」
初回放送日: 2020年3月22日
カタルーニャ州にある地中海に面した美しいリゾート地を訪れたレイチェル。今回のメイン料理は、米でなくパスタを使う地方独特のパエリアからヒントを得た海鮮料理。ゆでた米麺を鳥の巣の形に焼き上げ、野菜や魚介類を煮込んだ濃厚なスープを注ぐ。そのほか、アーモンドを使う地方伝統のソースをアレンジし、松の実で作る「ポロねぎの紙包みロメスコソース添え」や、伝統菓子のクレマカタラーナを桃と組み合わせたデザート。
よくある質問
「パエリアネストの魚貝スープ仕立て」のレシピは?
下ごしらえ : 25分 調理時間 : 1時間 6人分 器具 : 6個連結のマフィン型(深め) 【材 料】 ・大型のエビ(生、殻付きのもの) 250g ・タラのほほ肉 200g(アンコウのほほ肉、タラかアンコウの切り身でも可。3~4センチに切っておく) ・二枚貝とムール貝 合計600g(洗って下処理) ・タマネギ 中くらいのもの1個(皮をむき、2等分して薄切りに) ・フェンネル(白い部分) 小さいもの1個(薄切りに) ・ニンニク 2片(皮をむいて薄切りに) ・チョリソー(加熱用) 1本 ・サフラン たっぷりひとつまみ ・オリーブオイル 大さじ2 ・レインボーチャード 150グラム(粗く切って、葉と茎を分けておく) ・白ワイン(辛口) 150ml ・ブイヨン 750ml <麺のネスト用> ・細いライスヌードル 140g ・バター 適量 (型に塗るもの。柔らかくしておく) 【作り方】 ①オーブンを200℃に予熱しておく。 ②タマネギ、フェンネル、ニンニクは、皮をむいて薄切りに。蓋付きの大鍋にオリーブオイルを熱し、野菜を入れて10分ほど火を通して柔らかくする。その間にブイヨンを煮立たせる。 ③ライスヌードルをボウルに入れ、上から熱湯を注いで45秒ほど置いて 、曲げられる程度の硬さにする。水を切って清潔なふきんの上に広げ、上にもう1枚ふきんを載せて、たたいてしっかり水気を取る。 6個連結のマフィン型にバターを塗り、中に麺を詰める。オーブンで30分、こんがりパリパリに焼く。 ④チョリソーを薄く切って野菜の鍋に加え、こんがり色づくまで、蓋をせずに8~10分炒める。白ワインとサフランを入れて1分煮詰め、さらにブイヨンを750mlほど加えて沸騰させる。 ⑤タラとエビとレインボーチャードの茎を入れて混ぜ合わせる。1分ほど煮たら、貝類とチャードの葉を追加。スープをからめて鍋に蓋をし、火を強めて3分煮込む。 ⑥鍋の蓋を取り、大きなボウルの上にザルを置いて、煮込んだ魚貝と野菜をこし取る。スープは鍋に戻して、好みの濃さになるまで20分ほど煮詰める(濃く煮詰めてソースにしてもよい)。 ⑦ムール貝と二枚貝をいくつか殻から取り出し、殻は捨てる。スープを煮る間、魚貝と野菜が冷めないよう保温しておく。 ⑧麺をオーブンから出し、1つずつ深めの皿に取り分ける。麺のネストに魚貝を載せて、上からスープを注ぐ。残った魚貝やレインボーチャードを周りに飾る。