登場人物[最終章を彩る人々]相関図

NHK
2023年9月11日 午後9:23 公開

十徳長屋(じっとくながや)

神木 隆之介(かみき りゅうのすけ)

槙野 万太郎(まきの まんたろう)
高知で酒造業を営む裕福な商家の一人息子として生まれる。体が弱くいじめられがちな少年だったが、植物の魅力にとりつかれ、その秘めた才能を発揮する。草木をたずねて毎日のように野山を歩き回ったおかげで健康で丈夫な体を持つことに。小学校中退という学歴にもめげず、独学で植物学をきわめ東京大学 植物学教室の門をたたく。のちに「日本の植物学の父」と称される。


浜辺 美波(はまべ みなみ)

槙野 寿恵子(まきの すえこ)
東京の下町で母と菓子屋を営んでいたが、万太郎と運命的な出会いを果たし、後に結婚。植物研究に金をつぎ込む夫のために、あの手この手で苦しい家計をやりくりし、最終的にはあっと驚く方法で家族を救う。万太郎や子どもたちと、貧しくも楽しく明るい家庭を築く。渋谷で待合茶屋「山桃」を開き女将となる。


遠藤 さくら(えんどう さくら)

槙野 千歳(まきの ちとせ)
万太郎と寿恵子の娘。母親ゆずりのしっかり者で、のちに虎鉄の妻となる。


松岡 広大(まつおか こうだい)

槙野 百喜(まきの ももき)
万太郎と寿恵子の長男。父親ゆずりの聡明な青年。役所に勤めている。


木村 風太(きむら ふうた)

槙野 大喜(まきの たいき)
万太郎と寿恵子の次男。新聞記者を目指している。


本田 望結(ほんだ みゆ)

槙野 千鶴(まきの ちづる)
万太郎と寿恵子の末娘。ふたりの晩年を支える。


濱田 龍臣(はまだ たつおみ)

山元 虎鉄(やまもと こてつ)
高知の遍路宿「角屋」の息子。
植物採集に訪れた万太郎と出会い、数年後に上京、万太郎の助手となる。


安藤 玉恵(あんどう たまえ)

江口 りん(えぐち りん)
 十徳長屋の差配人。裏表のない正直者で万太郎たち長屋メンバーの相談役。


住田 隆(すみた たかし)

牛久亭 九兵衛(うしくてい きゅうべえ)
噺(はなし)家。真打ちとなり、十徳長屋を出ていく。


槙野家と関わる人びと

志尊 淳(しそん じゅん)

槙野 竹雄(まきの たけお)
万太郎の生家である酒蔵「峰屋」の番頭の息子。年が近いことから万太郎のお目付け役を命ぜられる。万太郎に振り回されつつも一番の理解者として支え続ける。綾と夫婦となり、二人で酒造りの夢を追い続ける。


佐久間 由衣(さくま ゆい)

槙野 綾(まきの あや)
万太郎の姉。気が強くしっかり者で、弟の万太郎のことを誰よりも気にかけている。
竹雄と夫婦となり、二人で酒造りの夢を追い続ける。


前原 瑞樹(まえはら みずき)

藤丸 次郎(ふじまる じろう)
東京大学 植物学科を卒業後、竹雄と綾の酒造りを応援する。


中村 蒼(なかむら あおい)

広瀬 佑一郎(ひろせ ゆういちろう)
名教館時代の学友で、万太郎のよき理解者。
アメリカで第一級のエンジニアとなって帰国後、工科大学の教授となる。


中川 大志(なかがわ たいし)

永守 徹(ながもり とおる)
おじの莫大な資産を継いで資産家となった青年。万太郎に図鑑発刊のための費用を支援したいと申し出る。


帝国大学 植物学教室

前原 滉(まえはら こう)

波多野 泰久(はたの やすひさ)
野宮と共同で研究をしてイチョウの精虫を発見。農科大学教授となる。


亀田 佳明(かめだ よしあき)

野宮 朔太郎(のみや さくたろう)
植物画工だったが、波多野と共同で研究をしてイチョウの精虫を発見。滋賀の第一中学校講師となる。


渋谷 謙人(しぶや けんと)

細田 晃助(ほそだ こうすけ)
ドイツから帰国後、東京大学植物学教室の助教授となる。


田中 哲司(たなか てつし)

徳永 政市(とくなが せいいち)
ドイツから帰国後、東京大学植物学教室の教授となる。


渋谷「山桃」

芹澤興人(せりざわ たてと)

荒谷 佐大郎(あらたに さたろう)
居酒屋「荒谷」の店主。


那須 凜(なす りん)

フミ(ふみ)
「巳佐登」の仲居をしていたが、「山桃」で仲居として働く。


入山 法子(いりやま のりこ)

とよ香(とよか)
渋谷の芸者。以前は柳橋芸者だった。


海宝 直人(かいほう なおと)

小林 一三(こばやし いちぞう)
銀行員だが、のちに鉄道事業などを手がける大物実業家となる。寿恵子が渋谷で営む待合茶屋「山桃」に客として訪れる。


森岡 龍(もりおか りゅう)

相島 圭一(あいじま けいいち)
官僚。寿恵子が渋谷で営む待合茶屋「山桃」に客として訪れる。