寿恵子にとって、万太郎との出会いはすごく印象的でした

NHK
2023年4月21日 午前8:15 公開

高知県出身の植物学者・牧野富太郎の人生をモデルにしたオリジナルストーリー『らんまん』。植物をこよなく愛する主人公・槙野万太郎(まきの まんたろう)が、幕末から明治、大正・昭和の時代を生き生きと駆け抜ける姿を描きます。今回は、のちに万太郎(神木隆之介)の妻となるヒロイン・寿恵子を演じる浜辺美波さんにインタビュー。オファーが来たときのお気持ちや、神木さんが演じる万太郎の印象について伺いました。

ヒロイン・寿恵子役のオファーが来たときは、どんなお気持ちでしたか?

主演の神木さんは、私が兄のように慕っている方です。そんな、俳優さんとしても人としても尊敬している神木さんと、この『らんまん』を一緒に作っていけることがうれしく、ぜひ寿恵子を演じさせていただきたいと思いました。

浜辺さんから見て、神木さんが演じる万太郎の印象はいかがですか?

表情豊かに生き生きとお話しされる姿がすごく魅力的です。植物へのまっすぐな思いが伝わってきて、見ていてもすごく楽しいですし、キラキラした笑顔を見ているとこちらまで笑顔になります。第3週で万太郎と寿恵子が初めて出会いましたが、寿恵子にとってすごく印象的な出会いだったと思います。私はそのシーンの撮影でクランクインしたのですが、万太郎さんが木と話している表情から植物を慈しむ思いが伝わってきて「これが万太郎さんなんだ!」と、一瞬でその“らんまん”な人柄を感じました。

浜辺さんご自身の植物にまつわるエピソードはありますか?

小さいころ、祖母と一緒にお散歩に行くと、咲いている花の名前をよく教えてくれました。当時はあまり関心がありませんでしたが、今回そのときに教えてもらった花の名前が出てきたり、花と触れ合ったりする中で、「お花ってすごくおもしろいなぁ」と思いました。今後、このドラマを通して、私自身ももっと植物に目を向けていきたいと思っています。