お知らせ

この番組について

人間にとって「音楽」はどんな存在なのでしょうか。 衣食住など、人間の暮らしの根幹を成すさまざまな要素と深くかかわり、相互に影響を与えながら発展してきた「音楽」。その歴史をひもときながらこれからの「音楽」はどこに向かっていくのか?そんなことを専門家のお話を聞きながら、みんなで考え、明るい未来を切り開いていくきっかけを提示していく番組です。

  • 案内役 江﨑文武 (音楽家)

    音楽家。1992年、福岡市生まれ。 4歳からピアノを、7歳から作曲を学ぶ。東京藝術大学音楽学部卒業。東京大学大学院修士課程修了。 WONK, millennium paradeでキーボードを務めるほか、King Gnu, Vaundyなど数多くのアーティスト作品にレコーディング、プロデュースで参加。 映画『ホムンクルス』(2021)をはじめ劇伴音楽も手掛けるほか、音楽レーベルの主宰、芸術教育への参加など、さまざまな領域を自由に横断しながら活動を続ける。2021年、ソロでの音楽活動をスタート。

  • ゲスト 清塚信也 (ピアニスト)

    5歳よりクラシックピアノの英才教育を受ける。中村紘子、加藤伸佳、セルゲイ・ドレンスキーに師事。桐朋女子高等学校音楽科(共学)を首席で卒業、国内外のコンクールで数々の賞を受賞。 人気ドラマ「のだめカンタービレ」他作品で吹き替え演奏を担当し脚光を浴びる。2013年には映画『さよならドビュッシー』で岬洋介役として俳優デビュー。2015年TBS系 金曜ドラマ『コウノドリ』(主演:綾野剛)では、ピアノテーマおよび監修を手掛けるほか、役者としても出演。 知識とユーモアを交えた話術と繊細かつダイナミックな演奏で全国の聴衆を魅了し続け、年間100本以上の演奏活動を展開。2019年8月16日には邦人男性クラシック・ピアニストとしては史上初となる日本武道館での単独公演を開催。作曲家としてドラマ・映画・舞台の劇伴やテーマ曲を手掛けるほか、Eテレ「クラシックTV」ではMCを担当し、斬新な切り口で幅広い音楽の魅力を伝える。ピアニストとして次々と新しいフィールドへの挑戦を続け、常に話題と注目を集めている。 写真:©Kunito Watanabe

  • 解説 田中雄二 (編集者)

    英米で生まれたBGM産業がどのように日本に持ち込まれ、発展してきたかを緻密に取材し、多角的に解説した著書を執筆。電子音楽の歴史や吹替洋画、昭和のテレビ童謡の歴史などにも詳しい。

  • 解説 柏野牧夫 (NTT コミュニケーション科学基礎研究所 柏野多様脳特別研究室長)

    人間の認知や行動の多様性について、脳・身体・環境の相互作用の観点から研究。特に、アスリートの高度な技、自閉スペクトラム症の感覚特性、音楽の快などに焦点をあてて、それらのメカニズム解明を図るとともに、各人の潜在能力を生かす方法論を探求している。

放送

  • NHK-FM

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