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第2回は「日本の食文化と陰陽五行」と題して、日本料理に定められてきた「陰」「陽」について解説します。例えば、魚介類を中心とした動物性食品は「陽」とし、野菜などの植物性食品は「陰」とします。また、包丁の切り方から盛りつけまで「陰」と「陽」が分けられているほか、器の形や盛る料理の品数も奇数は陽数、偶数は陰数となっています。日本食普及の親善大使、長島博さんが、日本料理と陰陽五行説の関係について語ります。
2013年に「和食」がユネスコ無形文化遺産に登録されてから10年、今回から5回シリーズで、日本人の伝統的食文化「和食」について考えます。講師は「日本食普及の親善大使」に選ばれ、日本料理の「現代の名工」でもある第一人者、長島博さんです。長島さんは日本の自然や民俗、科学、歴史的視点からも和食を追求してきました。第1回は地域の多様な食材と日本料理の特徴、米、水、器、包丁、うま味に至るまでを語ります。
第4回はガーデンデザイナー吉矢桂子さんが「庭の時間・自然と同調して生きる」と題して、自然と同調する瞬間がもたらしてくれる「心の安定」について語ります。吉矢さんは1992年にガーデニングが盛んなイギリスに渡り、以来、庭園を舞台に創作活動を続けています。不死鳥のごとく復活する植物「ガーベラ」のエピソードや近年の園芸界の潮流となっている、宿根草を使った「ナチュラリステックガーデン」について解説します。
この番組では、時事的なニュース及び科学・医療分野などで話題になっているタイムリーなテーマを随時選び、1回の放送につき60分にわたりその道の第一人者にじっくりとお話を伺っていきます。