『小夜嵐(さよあらし)』に出演の篠山輝信さん

NHK
2022年7月6日 午後5:00 公開

篠山さんは、今年の新人シナリオコンクール(シナリオ作家協会)で、自身の作品「島」がグランプリを受賞しました。自分の母親の死をきっかけに沖縄を旅する中年男性が自分のルーツを知っていくという物語です。沖縄の本土復帰50年ということは頭の片隅にもない状態で書き始めたそうですが、奇しくも今回のドラマの舞台は、沖縄に近い島のホテルでの物語。これもご縁でしょうか。

【篠山輝信さんメッセージ】

僕にとって今回が初めてのラジオドラマの出演でしたが、素晴らしい俳優の方々、面白い脚本、頼もしいスタッフさんと共に、非常に楽しく刺激的な収録をさせていただきました。嵐の中、ホテルのラウンジで偶然出会った世代の違う三組の夫婦達による会話劇ですが、その場にいる6人の誰に言っているのかを明確にするために、実際にマイクに近づいて小声で喋り、隣の人だけに話しかけていることを表現したり、距離をとって大声で呼びかけることで空間の移動を表現したりとオーディオドラマならではの技術や工夫が随所に溢れていてその奥深さに驚嘆しました。そして聴き手にとっては、音だけだからこそ言葉に集中できるその密度の高さはオーディオドラマの大きな魅力だと思いました。三組の夫婦が繰り広げる会話の先にあるドラマを聴き届けていただけたら幸いです。(篠山輝信)

(出演者集合写真 後列右・篠山輝信さん  ※撮影時のみマスクを外しています)

『小夜嵐(さよあらし)』

 ~遥かなる影のように、どんな時もあなたのそばに一緒にいたい。~

【NHK FM】

2022年7月16日(土)午後10時~午後10時50分(全1回)

 ★「聴き逃し」配信あり(放送から1週間)

【出演者】

日色ともゑ 平泉成 髙嶋政宏 彩乃かなみ

篠山輝信 宮澤エマ きゃんひとみ

【作】

伴一彦

【音楽】

村井秀清

【スタッフ】  

制作統括:藤井靖

技術:山田美慧

音響効果:野村知成

演出:小見山佳典

【あらすじ】

コロナは多くの人の人生を変えた。お互いの心に亀裂が生まれることもある。人が互いに理解しあえないのは言葉が足りないからだけではない。時に通りすがりの人との対話が事態を変化させる事もある。ユーモラスでちょっとサスペンスフル。意外で、あり得ない展開の末、たどり着くのは…。これは、人生の旅路を感じさせる物語です。

(この物語の登場人物)

松本辰也(篠山輝信)と佳奈(宮澤エマ)の夫婦は、コロナで一緒にいる時間が増え、そのせいか相手のアラばかりが目につく。

広瀬真人(髙嶋政宏)とレイ(彩乃かなみ)の夫婦は、コロナで一緒にいる時間が減り、疑心暗鬼になり、己だけが損していると思う。

柳井秀一(平泉成)と小夜子(日色ともゑ)の夫婦は、コロナで変わることはないが、最後にもう一度、人生を見つめ直したいと思う。