『小夜嵐(さよあらし)』に出演の宮澤エマさん

NHK
2022年7月6日 午後5:01 公開

宮澤エマさんは、放送中の大河ドラマ「鎌倉殿の13人」に出演していますが、同じく三谷幸喜さんが作・演出による配信ドラマ「誰かが、見ている」を見て、その演技に感心しました。シチュエーション・コメディは、作家の腕もさることながら、表現力豊かな俳優でなけでば成立しません。今回の、夫と離婚を望んでいる‘佳奈’という役は、デリケートであり、且つ大胆な演技が望まれる難しい役どころです。それを繊細にエネルギッシュに見事に演じてくれました。

【宮澤エマさんメッセージ】

それぞれのキャラクターや関係性を視覚的な情報に頼らずに声のみで表現する事の面白さ、難しさがとても刺激的な現場でした。

リハーサルを1日しかやっていませんが、夫役の篠山輝信さんとの掛け合いは最初から不思議と息があっている様な気がして(なかなかシビアなケンカのシーンなのですが)実はとても楽しかったです。

目からの情報がないと言葉とその奥の真意に更に意識がいくので、他の方の台詞はストレートに心に響き、自分の発する台詞には試されている様な感覚でした。登場人物たちの様に、ゆっくり過ぎる小夜嵐をじっくりと耳から堪能して頂ければ幸いです。(宮澤エマ)

(出演者集合写真 前列右・宮澤エマさん  ※撮影時のみマスクを外しています)

『小夜嵐(さよあらし)』

 ~遥かなる影のように、どんな時もあなたのそばに一緒にいたい。~

【NHK FM】

2022年7月16日(土)午後10時~午後10時50分(全1回)

 ★「聴き逃し」配信あり(放送から1週間)

【出演者】

日色ともゑ 平泉成 髙嶋政宏 彩乃かなみ

篠山輝信 宮澤エマ きゃんひとみ

【作】

伴一彦

【音楽】

村井秀清

【スタッフ】  

制作統括:藤井靖

技術:山田美慧

音響効果:野村知成

演出:小見山佳典

【あらすじ】

コロナは多くの人の人生を変えた。お互いの心に亀裂が生まれることもある。人が互いに理解しあえないのは言葉が足りないからだけではない。時に通りすがりの人との対話が事態を変化させる事もある。ユーモラスでちょっとサスペンスフル。意外で、あり得ない展開の末、たどり着くのは…。これは、人生の旅路を感じさせる物語です。

(この物語の登場人物)

松本辰也(篠山輝信)と佳奈(宮澤エマ)の夫婦は、コロナで一緒にいる時間が増え、そのせいか相手のアラばかりが目につく。

広瀬真人(髙嶋政宏)とレイ(彩乃かなみ)の夫婦は、コロナで一緒にいる時間が減り、疑心暗鬼になり、己だけが損していると思う。

柳井秀一(平泉成)と小夜子(日色ともゑ)の夫婦は、コロナで変わることはないが、最後にもう一度、人生を見つめ直したいと思う。