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第11回「リンカーン」~アメリカ 伝統料理と国民料理~エイブラハム・リンカーン(1809~1865)は南北戦争時代の第16代大統領。感謝祭(サンクスギビング)を祝日とし、その日は現代に受け継がれる伝統行事として定着しました。多くの家庭で供される七面鳥料理やパンプキンパイなどの定番料理の歴史、そして、南北戦争や黒人奴隷、新旧大陸との関係を紐解くとともに、リンカーンの味わった当時の食事を紹介します。
第10回「ヴィクトル・ユゴー」~宮廷からレストランへ パリ市民が味わう美食文化~19世紀のフランスは政権交代と戦争を繰り返す激動の時代。ユゴーの小説『レ・ミゼラブル』は、時代に翻弄された人々を描き、貧困や社会的弱者に関する問題意識を世に広めました。当時の人びとにとってパンはどのような存在だったのか。またこの時代のレストランで食べられていた料理を紹介し『レ・ミゼラブル』の世界へ思いを巡らせます。
第9回「ベートーヴェン」~マエストロは偏食家。熱情的に食したウィーン料理~1806年、ナポレオンの大陸封鎖令はウィーンで活動していたベートーヴェンの食卓にも影響を及ぼします。美食家とは程遠く、好物はパルメザン・チーズをかけただけのパスタや川魚料理、コーヒーは豆を60粒数えてひくなど、その食生活を彼の会話帳や知人らの証言などから探るとともに、当時の世界情勢やウィーンの伝統料理も紹介します。
この番組は、単に歴史を紹介するのではなく洋の東西を問わず、これまで埋もれていて最近明らかになった史実など新鮮で話題性のあるテーマを取り上げ歴史ファンの知的好奇心にこたえていきます。