6/20(月)から二週にわたって放送の青春アドベンチャー『黒い瞳のボヘミアン』、出演者の皆さまからのメッセージをお届けしております。今日は、この方です。
【伊礼彼方さん】メッセージ
「青髭公~」に続き、早々にまた登場させて頂きました。伊礼彼方です。
(この現場は本当に好きが止まらないので嬉しい!期間空かないとNHKの入館証の手続きもスムーズだし(笑)なんのこっちゃ!?)
独り言はさておき!
今回はいつもの「将軍」や「悪役」なイメージと打って変わって、比較的全編に登場するキャバレーの支配人兼演出家です。
笑あり涙ありの素敵なフランスと日本の物語。ボンジュール。
絵画の勉強にもなりました!
差別や偏見の多い時代。僕らの知らない街で小さな愛の火が点いたり消えたり、、、。
物語が進むと恋がしたくなりますよ、きっと(笑)
お楽しみに!
毎夜賑やかなレビューが繰り広げられるキャバレー・パピヨンルージュ。華優希さん演じるローズを踊り子としてスカウトして、新しい世界へと導くことになるのが伊礼彼方さん演じるピエールです。
飲み代に事欠く貧しい画家も富裕な貴族も、はたまた人種や思想や前歴も問わず、さまざまなバックグラウンドの人々が集まるアジール。それが自由を愛するピエールの理想の店。海宝直人さん演じる画家志望の日本人青年カズタカは、そんな猥雑な空気の中でローズと出会います。
ここ数年、何度か「青春アドベンチャー」へのご出演を重ねてこられた伊礼彼方さん、これまで歴史ものに登場する屈強な軍人の役をお願いすることが多かったのですが、演技以外のトークの時の印象や収録現場でのご様子から、周囲の雰囲気を繊細にはかりながら人と人を結びつけていくリーダー気質を感じ、今回のピエール役をお願いしました。
伊礼さんのパリジャンな伊達男ぶり、ご期待下さい。
『黒い瞳のボヘミアン』キャストボイス、次回は海宝直人さんからの声をお届けします。
『黒い瞳のボヘミアン』(全10回)
~まなざしが、世界を止める。あたしを向こう側へ解き放つ。~
【NHK FM】
2022年6月20日(月)~6月24日(金)午後9時15分~午後9時30分(1-5回)
2022年6月27日(月)~7月1日(金)午後9時15分~午後9時30分(6-10回)
★「聴き逃し」配信あり(放送から1週間)
【出演者】
華優希 海宝直人 伊礼彼方 桜咲彩花
sara林次樹 村井成仁 大滝寛
皆本麻帆 鍛治直人 金沢映実
井手柚花 安藤紬
【作】
山谷典子
【音楽】
関向弥生
【スタッフ】
技術:今井雄基 林晃広
音響効果:野村知成 新井未央
制作統括と演出:藤井靖
【あらすじ】
舞台は19世紀末のパリ、“ボヘミアン”と呼ばれる貧しい芸術家たちが集うキャバレー・パピヨンルージュ。安酒と絵の具の臭いと欲望にまみれた街。倦怠、退廃、新しい芸術の息吹が混然一体となって毎夜ばか騒ぎが繰り広げられる。新入りの踊り子ローズ(華優希)は、男たちの視線を浴びて激しく踊ることで、たった一人の最愛の妹を貧しさと病気で喪った過去を胸に押し込め、虚しさをやり過ごしている。以前は空中ブランコのスリルで紛らわせていたが、落下事故が元でサーカスを辞め、この店に来た。そんなローズのモノクロームの世界が、日本人青年カズタカ(海宝直人)の出現によって大きく動き出し、鮮烈な色彩を帯びていく……。