『青髭公の五番目の花嫁』大久保祥太郎さん

NHK
2022年5月3日 午前10:26 公開

5月23日(月)から二週にわたって放送の『青髭公の五番目の花嫁』、今日から出演者の皆さまのメッセージをお届けしてまいります。

まずは、ヒロインに想いを寄せる羊飼いの青年ルカ役の大久保祥太郎さんから……。

【大久保祥太郎さん】メッセージ

目を閉じ、声を聴き、音を聴く。

目には見えないけれど、そこには果てしない世界が広がっていて、時には自分でも想像出来ない所まで連れて行ってくれる。

そんなラジオ・ラジオドラマが好きです。

青春アドベンチャーに初めて参加させて頂いたのは2006年。

10歳だった僕は「青春ってなぁに?」と思っていたはずですが、大人になって青春を知り「青春っていいなぁ、眩しいなぁ」と、なんとも温かい気持ちになりました。笑

今回も、素敵な出逢いと嬉しい再会があり、短い時間ながらとても楽しく笑顔の絶えない収録現場でした。

僕はリリアナに想いを寄せる羊飼い〈ルカ〉を演じさせて頂きました。

声だけで心情を表現するのはとても難しいですが、その分楽しくもあります。

リリアナが青髭公と出逢い、どう変化していくのか。

青髭公がリリアナと出逢い、どう変化していくのか。

そして、そこに関わる人々が何を感じ何を想うのか。

想像力を掻き立てながら、お楽しみください。

今回の物語は、劇作家・吉田小夏さんが青髭公伝説に材をとって書き下ろしたオリジナルのゴシック・ロマンで、真彩希帆さん演じる主人公リリアナと加藤和樹さん演じるガデル・マグダヌール公爵との運命的な出会いの物語でもあります。

ガデルは、川を隔てた隣国の領主。言わば<境界>の向こう側の神秘的な存在。

一方、リリアナにとって、羊飼いのルカは<境界>のこちら側の日常を共に生きてきた幼なじみです。

大久保祥太郎さんは、子役さん時代から長きにわたって活躍を続けていらっしゃる若き大ベテラン。細かいところまで繊細なお芝居は言わずもがな、収録現場でも穏やかな人柄で、頼りになる存在です。その優しい声で立ち上がるルカの深い愛情は、非日常を描くゴシック・ロマンの世界を力強く支えてくれました。

『青髭公の五番目の花嫁』収録リポート、次回は桜一花さんからのキャストボイスをお届けします。どうぞお楽しみに!

『青髭公の五番目の花嫁』

~命とひきかえに、どんな約束でも守ると誓えるか?~

【NHK FM】

5月23日(月)~27日(金)、5月30日(月)~6月3日(金)

21時15分~21時30分 (全10回)

 ★ネット同時配信&「聴き逃し」配信あり(放送から1週間)

【出演者】

真彩希帆 加藤和樹 香寿たつき 鈴木壮麻

伊礼彼方 桜一花 大久保祥太郎 

末次美沙緒 原康義 上野黎也 sara

丸山厚人 大河原爽介

【作】

吉田小夏

【音楽】

日高哲英

【スタッフ】

技術:林晃広

音響効果:澁谷花奈 金本美雨

制作統括と演出:藤井靖

【あらすじ】

この土地には、青髭公の噂を知らない者はいない。深い森に囲まれた城に住む青髭公は、過去に4人の妻を娶ったが、女たちは次々に死んだ。噂では、この土地に古くからある風土病で死んだとか、あるいは青髭公の一族の先祖は吸血鬼で、妻たちが死んだのはそのせいだとか……。

その隣国の町外れで、診療所を営む父を手伝っているリリアナ(真彩希帆)は、ある日、幼い義弟とともに国境の川にかかる橋を渡り、深い森に彷徨い込む。そこで狩りに訪れていた男と出会う。その男こそ、青髭公と呼ばれる領主、ガデル・マグダヌール公爵(加藤和樹)だった。

数々の芸術作品のモチーフとなってきた青髭伝説の新たな扉を開く現代のゴシック・ロマン。