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第10回「ディリクレのパリ・ドイツの数学の基礎を築く」数学者ディリクレは、先輩数学者ガウスの著作「数論研究」に魅了され、まるで生涯の伴侶を得たかのように持ち歩き読み続けました。そして、独学で「フーリエ解析」や数論を研究し功績を残しました。没後に出版された書籍「ディリクレの数論講義」から、ドイツの数論は始まったといいます。元九州大学教授・高瀬正仁さんがディリクレが描いた「情緒」の世界を語ります。
第9回「アーベルの大旅行・オイラーに学びガウスをこえる」では、ノルウェーの数学者アーベルを取り上げます。1826年パリに留学したアーベルは「パリの論文」と呼ばれる大作に挑みます。科学アカデミーにこの論文を提出し、審査結果を待ちますが放置されるという不運に見舞われ、失意のうちに結核を患い26歳で他界します。元九州大学教授の高瀬正仁さんが、アーベルが数学の世界に求めた「情緒の表現」について語ります。
この番組では、地球温暖化、大地震の起こるメカニズム、宇宙開発、IPS細胞など一見わかりにくい科学や環境の話題をその道の第一人者が新鮮な切り口でわかりやすく解説していきます。