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新シリーズは数学者・高瀬正仁さん(元九州大学教授)を迎え、数学とは何か?を考えます。明治生まれの世界的数学者・岡潔(きよし)は、「数学は芸術の一種」と記しています。一見、論理的な数式にしか見えない定理の証明に、神秘性を感じる「心」こそが「情緒」であり、数学の魅力は知よりも「情緒」の表現にあるといいます。全13回シリーズで、数学史を振り返りながら、世界の数学者たちにその「情緒」の在りかを探ります。
シリーズ最終回は「牧野の仕事が現代植物学に与えた影響」と題して、牧野富太郎の二つの功績について東京大学総合研究博物館・池田博准教授が解説します。その功績は、純粋に植物分類学を追求した点と、さらに植物学の知識を広く一般に浸透させた点にあるといいます。日本の植物画の基礎を作った「牧野式植物画」や「植物学雑誌」の創刊、そして各地で開いた観察会や「植物同好会」の創立など改めて牧野の業績を振り返ります。
この番組では、地球温暖化、大地震の起こるメカニズム、宇宙開発、IPS細胞など一見わかりにくい科学や環境の話題をその道の第一人者が新鮮な切り口でわかりやすく解説していきます。