初回放送日:2023年5月26日
「ラッセルの発見した論理性」後編では、言語学から論理学そして数学世界にまでつながる1本の道筋を示したラッセルの功績をたどります。ラッセルは「自己言及のパラドックス」という言語と論理のかい離や矛盾を回避できる解決策を提示しました。また科学技術が追及すべき範囲や役割をこえて進化する点を危惧しました。東京大学・酒井邦嘉教授はラッセルの言葉を引用して、生成系AIの教育への導入には危険性があると語ります。