きょうの料理ビギナーズ
たっぷり食べきる! 夏野菜 (2)「切り方で食感を変えて きゅうり」
夏野菜をたっぷり使って簡単でおいしい料理を学ぶシリーズ。2回目は「きゅうり」がテーマ。「きゅうりと豚のピリ辛ごまあえ」と「たたききゅうりのしょうゆ漬け」を作る。 「きゅうりと豚のピリ辛ごまあえ」では、ヒラヒラのきゅうりをさっとゆでるとすぐにしんなりして食べやすくなる。同じ湯で続けて肉もゆでて風味のよいさっぱりしたおかずに。「たたききゅうりのしょうゆ漬け」では、きゅうりをたたくのも漬けるのもポリ袋でお手軽に。ごま油のコクと砂糖の甘みをプラスしたしょうゆ味は後を引くおいしさ。
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中華のメニューで、ぜひマスターしてほしいのが、シンプルなおかゆ。米をごま油で炒めてから煮ることで、風味よく一味違うおいしさになります。トッピングもご紹介します。 <中華がゆ>米は洗ってざるに上げ、10分ほどおいて乾かす。ポリ袋に入れ、米の粒が半分に割れるくらいまで麺棒でつぶす。早く炊け、口当たりもよくなる。鍋にごま油を熱し、米を軽く炒めたら水を注ぎ強火に。煮立ったら弱火にして時々混ぜながら20分煮る。トッピングに餃子(ぎょうざ)の皮を細切りにしたものをきつね色になるまで揚げる。おかゆを器に盛り、揚げた餃子の皮・ザーサイ・高菜漬けなどトッピングでいただく。
鶏肉は火の入れ方で食感に大きな差がでます。鶏肉をペーパータオルで包み、さらにアルミ箔で包んでから蒸すと、鶏肉に緩やかに火が入るため、しっとり出来上がります。 <フライパン蒸し鶏>鶏肉は厚みのある部分に切れ目を入れて開き、厚みをそろえる。酒・砂糖・塩・こしょうをふり、手で押し付けてなじませる。アルミ箔(はく)に厚手のペーパータオルを重ね、鶏肉をしっかり包む。フライパンに深さ1cmの水を入れて中火。沸いたらふたをして火を通す。9分ほど置いて取り出し、粗熱をとる。食べやすい大きさに切って器に盛り、パクチーなどを飾る。ごまだれやピリ辛酢じょうゆでいただく。
青菜のおいしさは、シャキッとした食感で決まります。1)青菜を水にさらす 2)水けをしっかり拭く。この2つの下ごしらえで、いつもの味が確実にランクアップします! <チンゲンサイと豚バラの炒め煮>チンゲンサイは、葉はザク切りにし軸は縦半分に切ってから縦に3等分にする。水に5分ほどさらし水けをよく拭く。豚肉は黒こしょう・酒・しょうゆで下味をつけ、かたくり粉を加えてもみ込む。豚肉を炒め、色が変わったらチンゲンサイの軸とエリンギを軽く炒める。チキンスープを加えて煮立たせ、酒・しょうゆを加える。チンゲンサイの軸に火が通ったら葉を入れてサッと火を通す。