きょうの料理ビギナーズ
体にやさしいおうち中華 (5)「しっとり柔らかく 鶏肉」
鶏肉は火の入れ方で食感に大きな差がでます。鶏肉をペーパータオルで包み、さらにアルミ箔で包んでから蒸すと、鶏肉に緩やかに火が入るため、しっとり出来上がります。 <フライパン蒸し鶏>鶏肉は厚みのある部分に切れ目を入れて開き、厚みをそろえる。酒・砂糖・塩・こしょうをふり、手で押し付けてなじませる。アルミ箔(はく)に厚手のペーパータオルを重ね、鶏肉をしっかり包む。フライパンに深さ1cmの水を入れて中火。沸いたらふたをして火を通す。9分ほど置いて取り出し、粗熱をとる。食べやすい大きさに切って器に盛り、パクチーなどを飾る。ごまだれやピリ辛酢じょうゆでいただく。
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忙しい朝につくるお弁当は、上手に手間を省くことも大切です。ハンバーグは、たまねぎを使わずにパン粉を増やしたり照り焼きにする工夫でおいしさをキープしてあります。 <照り焼きハンバーグ>合いびき肉に塩、こしょう、卵、少し多めのパン粉を加えてこねて丸めて焼く。パン粉が多いことで固くなりにくい。横でピーマン、エリンギと一緒に焼く。味つけは砂糖、しょうゆ、水を加えて、照り焼きにする。ハンバーグの余った卵は、絹さやと炒めてミニおかずに…<じゃがいもパセリマヨあえ>じゃがいもをラップで包みレンチン。粗熱をとり、軽くつぶしてパセリとマヨネーズであえる。
塩ざけにひと味加えてこんがり焼きます。栄養も彩りもバランスの良いお弁当です。※詰める順番はご飯、大きなおかず、副菜は最後に。がコツです。 <さけのチーズのっけ焼き>甘塩さけにマスタードをぬり、粉チーズ、パン粉をのせて焼く。軸を切ったしいたけも一緒に焼く。しっかり味にするのが冷めてもおいしく感じるコツ。<アスパラガスとたまねぎのグラッセ>アスパラガスとくし形に切ったたまねぎを水、塩、バターでさっと煮てサラダ風に。<ハムとナッツの混ぜご飯>お弁当箱にご飯を詰め、刻んだハムと刻んだおつまみナッツ、塩を加えてざっと混ぜる。
冷めてもおいしいから揚げのつくりかたを紹介します。定番の“のり弁”は今回「二階建て」。スタッフも大好きなつくり方をお教えします。 <鶏のから揚げ>鶏むね肉は薄く切る。しょうゆ、酒、ごま油で味をつけ、かたく粉を多めに使うことでふっくらし、冷めてもおいしい。<キャベツとにんじんのじゃこ甘酢>ざく切りキャベツと薄切りのにんじんを、さっと塩ゆでする。粗熱を取ったら水けを絞り、ちりめんじゃこ、酢、砂糖であえる。<のりおかかご飯>冷ましたご飯に、おかかじょうゆ、ちぎったのりの順番にのせる。のりはちぎってのせることで縮まない。