秋に食べたいおかず、今回は中華です。秋から冬が旬のれんこんが主役の「れんこんの酢豚」と、身が柔らかい秋のなすを使った「こっくりマーボーなす」を紹介します。 「れんこんの酢豚」は、れんこんとたまねぎ、豚肉だけのシンプルな酢豚です。豚肉は薄切り肉をクルリと巻いて焼くので、火が通りやすく、やわらかく仕上がります。「こっくりマーボーなす」は、秋ならではのこっくりした味つけ。甜面醤（テンメンジャン）がなくても、ふつうのみそがあれば大丈夫です。なすは大きく切って、甘みと柔らかさを楽しみましょう。

今回は、秋に食べたい具だくさんみそ汁を紹介します。豚肉や根菜類たっぷりの「豚汁」と、酒かすの風味がやさしい「さけの粕（かす）汁」。栄養満点で体が芯から温まります 豚肉と根菜、芋などをじっくり煮込んだ「豚汁」。豚肉からうまみが出るので、だしは不要です。みそは、煮汁でよく溶いてから加えると、溶け残りができません。「さけの粕（かす）汁」は、みそ汁に酒かすを加え、主役に塩ざけを入れた一椀です。どちらの汁も、たくさん入った具材のハーモニーが絶品。栄養バランスもいいので、ぜひつくってみてください。

定番の人気おかず、ハンバーグ。肉だねをよく練り混ぜることで、ふっくらと焼き上げます。秋に恋しくなるこっくり味のハヤシライスもご紹介。どちらもきのこたっぷりです。 「ハンバーグ　きのこ添え」は、きのこをたっぷり添えた秋バージョン。肉だねが白っぽくなるまでよく練り混ぜると、ふっくらジューシーに仕上がります。ソースはバターじょうゆ味。ご飯によく合う一皿です。「きのこたっぷりハヤシライス」は、２種類のきのこが入ったスペシャル版。フライパンで具材を炒めたら、そのまま煮込む簡単レシピです。赤ワインの風味で大人の味わいです。