四国らしんばん

鋭く、深く、ココロ揺さぶる

キャスター寛人の実感

番組キャスターの田中寛人が感じたことや放送で紹介しきれなかった情報などを掲載していきます

新年度スタート！働き方を”シフトチェンジ”できる大きなチャンス

公開：2024年4月10日(水)午後5:41

四国らしんばん永井伸一アナウンサーからバトンを引き継いで今年度からMCを担当します田中寛人です。松山放送局は8年ぶり2度目の勤務です。四国のみなさまよろしくお願いします。四国羅針盤から数えてことしは番組開始25年目の節目です。この四半世紀の間に、20世紀から21世紀、平成から令和へと時代は大きく変化しています。そして、新年度最初のテーマも私たちの暮らしの大きな転換になるようなものです。それが【2024年問題】です。私たちの豊かな暮らしを支えてくださる「運送」「建設」「医療」の3つの分野にもまさに今月から残業時間の制限がかけられ働き方改革が迫られています。 ...記事を見る

ふだんの生活を防災に

公開：2024年3月8日(金)午後2:05

いつ起きるかわからない災害にどう備えるのか、いま何ができるのか、あらためてしっかり考える必要があると能登半島地震が起きてからの２か月、私自身も強く感じています。今回、愛媛大学防災情報研究センター・二神透さんの「“揺れ”に対しての対策を」という言葉にハッとしました。津波や土砂災害、家屋の倒壊による火災を引き起こすのも地震による強い揺れ、その揺れに対して耐震化などの対策は必至だという話に納得しかありませんでした。また防災について発信し被災地支援をしているフリーアナウンサー・奥村奈津美さんの「防災をプレゼントしたらよい」という言葉にも大きな気づきがありまし...記事を見る

寄り添うって、こういうことなんだ

公開：2024年2月19日(月)午前10:31

「みんなと知り合えたことが、わし宝物みたいなんよね。　知り合ってすごく楽しかった、めちゃくちゃ楽しかった。　６２歳過ぎてからよ、人生の終わりもきてな　こういうことができるのかって思ってなかった」東日本大震災をきっかけに１２年間、愛媛県新居浜市から１０００キロ以上離れた東北へ地元のみかんや野菜などを送り続けてきた近藤千年さんの言葉です。この言葉には「支援している」という気負いは全く感じられません。つながりができた東北の人に会うことが楽しみだった、みかんを受け取る人の喜ぶ顔が見たかった、この素直な思いがあるからこそ片道１０００キロの大移動も「行くのはいつ...記事を見る

騙されたくない

公開：2024年1月18日(木)午前11:17

皆さん、嘘をついたことはありますか？ワタクシは…あります。ただ、嘘をついて人を騙し、そのことで儲けようとする… そんなことはしたことがありません、皆さんもそうだと思います。産地偽装とは一体どんなものなのか。それは、ただ産地を偽っている、ということだけではなく、偽ることで儲けている人たちがいるということ。つまり、消費者である私たちが騙されて利用されているということ。「１５００年以上続いてきた鳴門わかめの歴史を、次の１００年に続けられるよう努力したい」番組の最後で、鳴門わかめを生産加工している後藤弘樹さんは、こう話していました。この言葉の中には、美味し...記事を見る

現実から目を背けない

公開：2023年12月26日(火)午後6:04

今年で53歳になりましたが、視力は裸眼で1.5から2.0をキープ。近くのものや小さいものが年々見えにくくなっていると感じていますが、ありがたいことに日常生活に影響なく過ごしています。そういった中で今回の番組で強く感じたのは、「近くのものや小さいものが年々見えにくくなっていると感じている」ということを単純に「歳のせいだろう」と思い込んでいて、自分の今の目の状態を知ろうとしていなかった、ということです。そして検査をして視覚や視野に異常があると分かったとしても「どうせ、年々悪くなるから仕方ない」と勝手にとらえ、「周りにも迷惑をかけるので黙っていよう」という気持ちになるだろうな、悩みが...記事を見る

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