NHK首都圏発!鉄道150年 投稿お寄せください!

案内人A
2022年8月25日 午後4:00 公開

みなさまお元気でお過ごしでしょうか。

暑くても寒くても季節は過ぎていくもの。9月ですね。そのあと10月にかけて、NHKでは「NHK発!鉄道150年」と題して、テレビ・ラジオなどの各チャンネルや各放送局が連携してキャンペーンを行います。

明治5年に新橋と横浜の間で鉄道が開業して150年。NHK首都圏局では、私たちの暮らしのなかでの鉄道を改めてみつめる機会にしたいと考えています。

みなさん、鉄道150年というとどんなことを思い浮かべますか?

なんとなくの印象ですが、ご自身の子どもの頃とか若い頃とかの光景を思い浮かべる方も多いのではないでしょうか?

ワタクシ案内人Aが むかし制作した番組にも、考えてみたら今では貴重な電車が出てくるものがありました。

クモハ12型電車のクモハ12052。昭和4年に製造された、今では少なくなってきた鋼製の車体の電車で、早朝、鶴見線の車庫を1両で出るところです。

この電車は、戦前戦後を通じて中央線や山手線など東京とその周辺で大勢の通勤通学客を運び続け、地球100周分を超える406万kmを走って最後は鶴見線で平成8年(1996年)3月に引退しました。

ワタクシが取材したのはこの電車がちょうど引退を迎えた初春でした。番組でも少し触れましたが、編集した中には入らなかった若手の方を含めて、携わっていた人たちのこの車両に対する愛着をとても感じました。

取材したこれらの映像は、当時は関東甲信越向けの番組だった「小さな旅」で放送しました。

この番組では、産業構造が当時変わりつつあったなかで京浜地域の街もそれまでの産業最優先から変わりつつある状況を点描しました。

一方で、クモハ12のほかにこの番組で取材した、この地域の中核的存在とも言えた扇島の製鉄所の高炉の火は、来年9月をめどに消えることが決まっています。

今また この地域は大きな転換点にさしかかっている と感じます。

さて、冒頭にも書きましたが、

車両のほかにも駅や駅舎、時刻表、踏切、発車チャイムなどなど、身近な鉄道にまつわるいちオシ、たくさんありそうです。

10月にかけては、#わたしのいちオシ でも、鉄道や駅にまつわる“いちオシ”の投稿を募集します。(ただし危険な場所等での撮影は やめてください) 「ひるまえほっと」や「首都圏ネットワーク」、そしてこのいちオシナビでも紹介していきますので、どうぞお寄せください。

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