みなさん、こんにちは。この“いちオシ!ナビ”案内人Aです。
先日のこちらの記事で、かつて番組「小さな旅」で取材した旧型の通勤電車「クモハ12」を紹介しました。
そうしたら、NHK局内でも反響が!!
かつて自ら撮影したクモハ12の写真と、お持ちのクモハ12の模型の写真を送ってくれたのです。(すべて撮影可能な場所で撮影したものです)
クモハ12は、もともと先頭車両だったものを、後ろ側にも運転台をつけて前後に走れるようにした車両です。その、両側の形の違いをおさえています。
模型の写真も。模型を買うくらい、クモハ12は好きな車両なのですね。
この写真の持ち主は。
現在 NHK総合テレビのお昼のニュースなどを担当している、糸井羊司アナウンサーです。
子どものころから鉄道が好きだったという糸井さん。
なかでもひときわ心をひかれてきたのは、“模型”と“古い車両”だそうです。(上の写真:小1のころ 自宅で模型列車を走らせている様子 下:小5か小6のころ 廃車になった車両を義兄と見学した際の写真とのことです)
その糸井さんは中学生の時に川崎市に越してきて、近くで古い電車が健在であることを知ります。それが、鶴見線を走っていたクモハ12でした。
鶴見線を訪れた糸井さん、武蔵白石駅でクモハ12が発着するホームに向かいます。
工場地帯にあるこのホーム。ご覧のようにカーブが急になっています。これが、車両の長さが短いクモハ12が平成に入ってもここで活躍できた理由なのですが、そのあたりもしっかりとらえた1枚です。そして。
待望の対面です。
(車内写真はイメージです 「小さな旅」より)
車内に足を踏み入れると。機械仕掛けの多い昔の電車ならではの潤滑油のにおいか、床板のニスのにおいなのか、懐かしく感じるようなにおいが漂うのです。
戦前生まれの電車クモハ12とのつかのまの時間。
糸井さんの、忘れられない思い出です。
糸井さん、いちオシの写真の数々、ありがとうございました!
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