「ふり向かずに 前へ 池江璃花子 19歳」

初回放送日: 2020年5月9日

“東京五輪最大のヒロイン”と期待を集めながら、白血病で夢断たれた、競泳の池江璃花子さん(19歳)。その再起への舞台裏を記録。初めて明かす過酷な闘病。練習を再開するも体力も筋力も全て失った厳しい現実。それでも持ち前の明るさで後ろを振り向かず、一歩ずつ前に進んでいく。「当たり前の日常は当たり前じゃない」。新型コロナウイルスの感染拡大で突然日常を奪われた人々に自分を重ね、406日ぶりにプールへと還った。

出演者

  • 出演 池江璃花子 (競泳選手)

    2000年7月、東京都生まれ。3歳から水泳を始めると、5歳で4泳法すべてをマスター。これまで日本が世界に後れを取っていた「自由形・バタフライの短距離種目」で頭角を現し、2015年には中学生ながら競泳・世界選手権の日本代表に選出。翌2016年のリオデジャネイロ五輪では日本選手最多の7種目に出場し、女子100mバタフライで5位入賞。さらに、2018年にはアジア大会で日本選手初の「6冠」を達成。東京五輪での活躍が期待されていたが、2019年2月に白血病が発覚。10か月の入院生活を経て12月退院。2024年パリ五輪への出場を目指しトレーニングを再開している。保持する日本記録は11(個人種目に限る)。