いざ、”世界”と出会うダイナミック体験を。
初回放送日:2021年3月8日
震災前の2005年から16年にわたって仙台・荒浜という半農半漁の地域を記録し続けたドキュメンタリー。大漁と豊作をもたらす風<イナサ>とともに暮らしてきた人々のさりげない日常の中で、津波によって「失われたもの」「変わらないもの」「守り継がれたもの」を描く。困難を前に、人は何をよりどころにして生きるのか。コロナ禍の今だからこそ、荒浜に生きて、荒浜に死んでゆく、日本の集落の営みと、その力強さを見つめる。