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NHKスペシャル
いざ、”世界”と出会うダイナミック体験を。
Nov 4, 2020(We) 更新
選「認知症の第一人者が認知症になった」
自ら認知症であるという重い事実を公表した医師がいる。認知症医療の第一人者、長谷川和夫さん(90)。「長谷川式」と呼ばれる早期診断の検査指標を開発、「痴呆」という呼称を「認知症」に変えることを提唱するなど、人生を認知症医療に捧げてきた。認知症専門医が認知症になったという現実をどう受け入れ、何に気づくのか。誰もが認知症になりうる時代。長谷川さんの姿を通して認知症を生き抜くための手がかりや希望をつむぐ。
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私たちの目がかつてないほどの危機に陥っている。子供たちの近視が深刻化している上に、大人になっても近視が進行するという報告が相次いでいるのだ。最新研究から、近視は白内障や緑内障など、目の病気のリスクを高めるだけではなく、うつや認知症など、目と直接関係なさそうな病気とも相関があることも明らかになってきた。どうやって目を守っていけばいいのか?実態に迫ると共に、明日から「すぐにできる」対策法も示していく。
1200年ほど前に僧侶・空海が開いた高野山金剛峯寺。真言密教の総本山だ。その寺の白ぶすまに、千住博氏が史上初めて筆を入れた。足掛け6年に及んだニューヨークでの創作風景に密着。日本での和紙職人や表具師の匠の技にもカメラが迫った。製作の最終盤、世界は新型コロナウイルスに襲われた。しかし千住は作品に新たな役目が加わったのだととらえた。千年先の人々に、時代の記録としてこの絵を残さねばならないという使命だ。