NHKスペシャル
- コロナ第3波に揺れる師走の歌舞伎町
「“夜の街”で生きる〜歌舞伎町 試練の冬〜」
コロナ第3波に揺れる日本。感染者の急増で医療崩壊が叫ばれる一方、倒産や失業が相次ぎ、自殺者も急増している。これ以上の感染拡大は何としても食い止めねばならない。だが、経済がこれ以上痛めば、人々の暮らしが押しつぶされる。どちらも“生命”に関わる問題。果たして試練の冬を乗り越えられるか…。世界中の国々が突き付けられている容易に答えの見いだせないこの命題を、新宿・歌舞伎町の人々の苦闘を通して見つめる。
見逃し配信
福島第一原発事故によって9万人もの住民が強制避難して生まれた広大な無人地帯。5年の歳月で、世界に類を見ない生態系の激変が起きている。人を恐れないイノシシの群れが白昼堂々と街中を歩き、ネズミやアライグマが住宅に侵入して荒らすなど「野生の王国」化が進む。原発事故が生んだ“被曝の森”は今どうなっているのか?生物への放射能の影響は?世界中の科学者たちの調査等から明らかになる知られざる避難地域の5年目の記録
原発事故で、9つの町村が自治体ごと避難を強いられた福島県。川内村はこれらの町村の中でいち早く「帰村」を宣言、住民の帰還を目指してきた。しかし、帰村後の再生の道のりは厳しい。中間貯蔵施設の整備が遅れ、除染で出た廃棄物は村内に置かれたまま。そして、放射線への不安などから、若い世代の多くは村に戻って来ない。「復興のフロントランナー」・川内村を見つめ、事故から4年が経つ福島が抱える問題を考える。
東日本大震災の実話に基づくドラマ。津波にのまれた男性が屋根の破片に乗って福島沖の海を漂流していた。大谷孝志60歳(遠藤憲一)。妻恭子(菊池桃子)は津波の犠牲になった。耐え難い寒さ、飢えと渇き、沈み始める屋根。そして目の前で原発が爆発。死を覚悟するたびに希望をつなぐ品が奇跡のように漂着した。「恭子、生きろというのか」。救助されるまでの三日間、実際のニュース映像を交え、人間の底力と家族の絆を描く。
2011年、世界最悪レベルの事故を起こした東京電力・福島第一原子力発電所。最前線で人々が何を考え、どう行動していたのか、関係者500人を取材し、全貌に迫る。想像以上に混乱を極めていた原発内部、「東日本壊滅を覚悟した」と吉田昌郎所長が語った過酷な現場…。事態が最も深刻化した“88時間”を徹底再現、水素爆発や巨大津波なども詳細に映像化し、原発という“密室”で、人類史上初めて直面した事態をひもとく。
コロナ第3波に揺れる師走の歌舞伎町