NHKスペシャル
“最強”台風接近 どう守る 命と暮らし
未経験の台風や豪雨に見舞われ続けるなか、洪水が起きる場所や被害を事前に予測するシステムの開発が進み、活用する自治体も出始めた。一方、堤防やダムなど従来の対策では太刀打ちできないとして、国は、川だけでなく流域全体で水を受け止める「流域治水」を打ち出した。川があふれることを前提とした治水の効果と課題とは。温暖化、気候変動…。雨の降り方が変わったといわれる今、私たちに求められる対策を考える。
見逃し配信
事故や病気で家族が突然「脳死状態」となった時、自然な形で死を待つのか、それとも臓器提供を行うのか。改正臓器移植法から10年が過ぎ、移植の事例は増えたが、その陰で家族の葛藤は明かされずにきた。日本臓器移植ネットワークは初めて「全ドナー家族のアンケート調査」を実施。そこには命をめぐる決断と、知られざる家族の物語が凝縮されていた。大切な人の“心の声”に耳を傾ける―。家族の決断までの日々を見つめる。
競泳・池江璃花子選手(20)が日本選手権直後に生出演…、独占インタビューに応じる。白血病の診断から2年、東京五輪の代表内定をつかみ取った思いなどを語り尽くす。レース直後「何位でもこの場にいることが幸せ」と涙した池江選手。その裏には「過去の自分ではなく今の自分だからできること」を探し続けた苦闘があり、番組ではその日々をつぶさに記録してきた。トップアスリートとして復活した池江選手の思いに迫っていく。
欧米ではかつてない勢いで感染者が急増し大変な事態に。日本は大丈夫なのか?ワクチンや薬はいつどのようにコロナ禍に終止符を打ってくれるのか?NHKが開発した、コロナ関連の全論文を学習した人工知能AIを使い、今後の予測のカギを握る世界の研究成果を徹底解読。AIが選りすぐったトップ研究者たちの見解も交え、今知るべき真実にとことん迫る。ナビゲーターは爆笑問題の二人。科学の「集合知」が指し示す日本の未来とは?