プロ野球キャンプ取材。前回の宮崎編に続き、今回は沖縄編。キャンプ初取材中の中川安奈キャスターが巡りました。 (2023年2月12日放送)
日本ハム 監督特注ステージ
——まず訪ねたのは日本ハム。巨人には“原タワー”がありましたが、日本ハムには“新庄ステージ”がありました。
中川キャスター:原タワーよりも高さがあります。その高さは3メートル以上ということで、選手の動きをくまなくチェックするために特注したものだそうです。
中川キャスター:(新庄監督)お疲れ様です。
新庄剛監督:ごはん!ごはん!
中川キャスター:ごはん、ごはんと言いながら行ってしまいました。私たちもご飯タイムです。行きましょう。
——球場の敷地内にあるキッチンカー。新庄監督から報道陣に無料でふるまわれる「新庄ランチ」です。
中川キャスター:今日の新庄ランチは、沖縄の唐辛子をソースに使ったチキンのサンドイッチです。いただきます。ちょっとピリ辛ですね。新庄監督、ごちそうさまです。
中日 受け継がれる伝統の”特守”
——中日では荒木雅博コーチが若手選手に守備の特訓、通称「特守」を行っていました。守備の名手として知られた荒木さんですが、かつては落合さんに同じ場所で守備を鍛えられていました。
中川キャスター:落合さん当時はどんなことを意識してノックをされていたのですか?
落合博満さん:選手をどううまくしようかなということだけを考えていましたね。ノッカーからもう止めろということは絶対言わないで、選手がどこまでできるか、選手の自主性に任せて、もう駄目だったらグローブを手から外せ、というようなことを言いながら練習はしていました。
ヤクルトの”名物パフォーマンス”
——ひときわ目立っていたのは今年レギュラー定着を目指す奥村展征選手。
中川キャスター:声がすごく出ています。
——シートノックの終わりには、名物パフォーマンス。
中川キャスター:一人だけドロドロになっています。
——奥村選手のお約束。ファンも拍手を送っていました。
奥村展征選手:試合のプレーで汚せればいいですけど。でもこの汚れでチームが一気に勢いづいたら、今年もいいんじゃないかなと思っています。
楽天 室内練習場
——この日は雨が降っていてグラウンドが使えません。選手たちは、今年から使えるようになった、グラウンドのすぐ隣にできた室内練習場にいました。
中川キャスター:天井がめちゃくちゃ高い。去年までは車で40分かかる2軍の施設まで行っていたということで、環境が整って良かったですよね。
DeNA 中川キャスターがトレーニングに挑戦
——DeNAでは、選手から大事にしているトレーニングを教えてもらいました。
東克樹選手:筒の中に水が入っているんですよ。
——筒の中の不安定な水の動きに対応する事で、体幹が鍛えられるのだそうです。
中川キャスター:こう持つだけで、かなり歩きづらい。
豊原キャスター:ヨロヨロしている。
東選手:ピッチャーはまずしっかりとまっすぐ立てないと、持った状態でグラグラしてしまったら、いいボールは絶対に行かないので。
中川キャスター:持ってバランスをとるだけでも大変だったのですが、憲剛さんはこのトレーニングをサッカーでも行ったりしますか?
中村憲剛さん:僕もやったことあります。サッカー選手も体幹が大事なので、すごくいいと思いますね。
中川キャスター初キャンプ取材 最後の一振り!
中川キャスター:貴重な体験をたくさんさせていただいた初めてのキャンプ取材。シーズン開幕がより一層楽しみになりました。
中川キャスター:落合さん、どうでしたか、今の私のバッティングは。
落合さん:コメントは差し控えさせていただきます。(笑)