心に残ったあの言葉 - スイッチインタビュー

入江陵介「そのとき、その日の100％を出すことが一番」

公開：2024年4月12日(金)午後10:00

オリンピック4大会出場をはじめ数々の偉業を達成した入江陵介、34歳。4月3日には現役引退を表明した。日本代表になって15年以上、ライバルを寄せ付けずトップで泳ぎ続けてきた入江。一方、数万人の観客を前に歌声を響かせる大森。互いに大きな注目を集めながら、どのようにプレッシャーと向き合ってきたのだろうか。 --- 大森：　ルーティンなどは大事ですか。入江：　僕は、実はルーティン持ってなくて。つくらないように実はしていて。大森：　うわ、面白い。入江：　試合前、何食べるとか。大森：　言いますよね。よく入江：　ルーティンをつくってしまうと、それができなかったときに、逆にマインド...記事を見る

大森元貴「音楽で、その人の魔法になれるような彩りを与えられたら」

公開：2024年4月11日(木)午後4:01

人気ロックバンド、Mrs. GREEN APPLEのボーカル/ギター、大森元貴。リリースした曲は全て大ヒット。作詞作曲は、すべて大森の手によるものだ。ライブ演出やミュージックビデオなどあらゆる表現を自らプロデュースし、たくさんの人に楽しんでもらえるような楽曲を目指しているという。高校２年の時にMrs. GREEN APPLEを結成。ライブ活動を始めると、すぐに学生離れした作曲センスが評判となった。2020年には７年続けたバンドを活動休止し、ソロ活動をスタート。コンテンポラリーダンスに挑戦するなど表現の幅を拡げた。しかし、バンド活動休止から２年後、大森は「フェーズ２」と称しミセスの活動を再開...記事を見る

平野啓一郎「明るくなる時間が増えていくことが故人を忘れることではない」

公開：2024年4月5日(金)午後1:32

家族の在り方や人生の意味を問い続けるベストセラー作家平野啓一郎は、2年前にスイッチインタビューでryuchellと対談。その縁で、今回 pecoとの対談が実現した。平野が2021年に発表した小説『本心』の舞台は、2040年代の日本。母親の死を受け入れられない主人公が、母そっくりのアバターを作り、仮想空間で一緒に暮らす物語。母は何を求めていたのか、主人公は知らなかった母の「本心」を必死で探っていく。そんな主人公の姿に、pecoは自分自身を重ねたという。 --- peco：　『本心』、私も読ませていただきました。“本心”って簡単に言うけど、自分自身さえ本心が分からないことって、すごく...記事を見る

peco 「後悔はもう思わないようにしている」

公開：2024年4月5日(金)午後1:31

タレント・peco、28歳。2015年にryuchellとのカップルで大ブレイク。私生活でも結ばれ、23歳で一人息子を出産した。しかしその4年後、「父親であることは心の底から誇りに思えるのに、夫であることにはつらさを感じてしまう」とのryuchellの告白により、2人は婚姻関係を解消。さらに翌年、pecoは予想もしなかった事態に直面する。そんなpecoが今、語り合いたいと願った相手は小説家・平野啓一郎。家族の在り方や人生の意味を問い続けるベストセラー作家だ。実は平野は、2年前のスイッチインタビューでryuchellと対談した過去を持つ。その平野の胸を借りて、今度はpecoが、現在の思い...記事を見る

杉咲花「人生をかけて生活をして、それを仕事に落とし込みたい」

公開：2024年2月27日(火)午後5:52

俳優・杉咲花。映画『市子』で第47回日本アカデミー賞優秀主演女優賞を受賞。複雑さを抱えた人間の内面を、深く鮮やかに表現。その迫真の演技は大きな話題になり、いま、日本映画界で脚光を浴びる俳優だ。 --- 角銅：　私は人の演技とかしたことがなくて、本当に未知で、だからすごく興味深いんですけど、楽器の演奏、誰か人の曲演奏する時に、元々が西洋音楽だったのもあるけど、どうしても俯瞰（ふかん）・ブレーキをするっていうクセがあって。でも逆に潜っていきたいって気持ちのほうが強い？杉咲：　なんか…心が浸食されすぎることはある意味ちょっと怖いなと思っています。それは自分の精神を保てないということではなく、...記事を見る