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2023年2月28日(火) 更新
- 裏千家の露地にそびえる宗旦銀杏 正月を前に注連縄を新しくする
- 裏千家十六代家元・千宗室さん 床の軸は「万歳」(十三代・圓能斎 筆)
- 庭師の小河正行さん 敷松葉は露地の冬の風物詩
- 表具師の中島實さん 障子や襖を新しくするのが年末の恒例
茶の湯 裏千家 一陽来復〜開炉から迎春に寄せて (8)「新年をお茶で寿(ことほ)ぐ」
初回放送日: 2023年1月30日
2カ月に渡り年をまたいで放送したシリーズ、最終回は、茶の湯の家の年越し。裏千家では、12月13日の「事始め」以降、正月支度に取り掛かります。露地では、垣根や樋を青竹に替え、苔を寒さから守る敷松葉(しきまつば)をします。茶室の障子も張り替えます。大晦日のお茶に用いた炭は、火を消さずに、元旦最初のお湯を沸かします。茶家の正月の迎え方を通して、季節の巡りや時の積み重ねとともにある茶の湯の姿を伝えます。