「洗顔」のトリセツ

NHK
2022年9月8日 午後7:45 公開

「洗顔のトリセツ(取扱説明書)」ダウンロードはこちら

http://www.nhk.or.jp/program/torisetsu-show/2022_sengan.pdf

【トリセツ01 朝こそ洗顔料で洗うこと!】

■ポイント 朝の洗顔がとっても重要!

「夜洗ったから大丈夫」「乾燥しやすくなる」などと考えて、朝は洗顔料を使わない人も多くいます。ところが朝、洗顔料を使って洗わないと、肌がダメージを負ってしまう可能性があるのです!

■おもしろ実験!肌に起こる悲劇とは?

ディレクターが自ら挑戦!朝、顔の半分を洗顔料で洗顔し、もう片方は水で洗い流すだけにして、一日を過ごして変化を観察。夜、特殊な機材で撮影を行うと・・・。水だけで洗った顔の方が赤く見えています。

実は、これが肌がダメージを負った可能性を示す証拠。赤い部分は「酸化」したことを示しているのです。ふだん肌の表面を守ってくれている「皮脂」は、時間がたつと酸化してしまいます。皮脂が酸化すると、肌の細胞酸化。そのダメージが、ニキビや炎症シミやシワを引き起こす原因にもなってしまうのです。

皮脂が酸化するまでの時間は早ければ6時間。だから、朝こそ洗顔料で洗顔をすることが重要なのです!

【トリセツ02 “バキューム泡”で洗うこと!】

■ポイント 知られざる 泡の実力!

きめ細かい泡を使うと、汚れをばっちり落とすうるおいを保つ効果が期待できるんです。

洗顔料メーカーで発見!“バキューム泡”の力

研究員の皆さんは、洗顔料の試験を行うため、一日に何度も繰り返し洗顔することもあります。その洗顔の様子を見せていただくと、非常にきめ細かく泡立てていました。きめ細かな泡は、触れただけで油汚れを吸収し、洗浄してくれます。名付けて、“バキューム泡”!

■汚れ落ちだけじゃない!うるおい保つうれしい効果

“バキューム泡”にはもう一つ、うれしい効果があります。泡がモコモコなので直接肌に触れることなく洗えて、ゴシゴシ洗いで肌を傷つけることがありません。その結果、肌の水分量を保ちやすくなるんです。

【トリセツ03 “ぬるま水”ですすぐこと!】

■ポイント 「ぬるま湯」って、いったい何度?

洗顔料の説明書きなどに「ぬるま湯ですすぐ」と書かれていることがありますが、洗顔にオススメの温度は一般的に想像されるよりもかなり低い温度なのです!

■美容部員は知っていた!?洗顔に最適なぬるま湯の温度

一般の方12人に「ぬるま湯」を作っていただくと、その平均温度は36.6℃。一方、都内の人気コスメショップの美容部員9人の方にぬるま湯を作っていただくと、平均32.2℃。なんと4℃も低い!体温よりも低い温度の、いわばぬるま水がオススメだというのです。

■ポイント 温度の目安は32~34℃!高すぎ×低すぎ×

【高すぎる温度】

肌にとって必要な皮脂まで洗い流してしまうため、肌の乾燥につながります。

【低すぎる温度】

冷たい水は“毛穴が締まる”というイメージがありますが、毛穴が締まるのは一時的な効果。皮膚の温度が下がることで、細胞同士の結合がゆるみ乾燥につながるという研究もあります。